読書日記

  自分がどんな種を蒔いたか?

 『「原因」と「結果」の法則3 困難を超えて』(ジェームズ・アレン)より、

 もしあなたがいま、苦しみ、戸惑い、悲しんでいるとしたら、次のように自問してみることです。
「私はこれまで、自分の心と人生のなかに、どんな種を蒔きつづけてきたのだろう」
「私はいま、どんな種を蒔いているのだろう」
「私はこれまで、他人のために何をしてきたのだろう」
「私はいま、他人にどんな姿勢で接しているのだろう」
「これまでに私は、苦しみ、悲しみ、不幸せのどんな種を蒔いてきたために、こんな苦い雑草を刈り取っているのだろう」
 心の中をじっくりと調査し、これらの自問に対する答えを見つけてください。
 自分が蒔いたものを刈り取るのです。
 自分がいま苦しんでいるのは、これまでにそういう種を蒔いてきたからかもしれません。
 自分がいま戸惑っているのは、いま幸せの種を蒔いていないからかもしれません。
 自分がいま悲しんでいるのは、まわりの人にそういう心の姿勢で接してきたからかもしれません。
 自分が過去に蒔いてきた種、いま蒔いている種をじっくりと調べ直してみるといいのではないでしょうか。

 そして大事なのは、今後どんな幸せ(の実を結ぶこと)を望むか?
 そのためには、どんな幸せの種を蒔くか?
 さらに、どのように育てていけばいいか?
 このような問いの答えを自分で見つけ、いかに実践していくかでしょう。

 現在の環境や結果をただ嘆いていても、しかたがありません。
 人や環境のせいにしていては、腹が立つだけでしょう。
 自分を責めても、落ち込むだけでしょう。
 現在の環境はすべて自分(が蒔いた種)のせいとし、今後の幸せのためにいま何をするか(どんな種を蒔き、育てていくか)を考え、一つ一つ実践していくことが大切なのではないでしょうか。



   

次の日の日記

原因と結果の法則3

ホームページ