読書日記
血液さらさらの力
『鈍感力』(渡辺淳一)より、
健康であるためにもっとも大切なことは、いつも全身の血がさらさらと流れることです。そのためには、あまりくよくよせず、他人に嫌なことをいわれても、すぐ忘れる。このいい意味での鈍さが、血の流れをスムーズに保つ要因になるのです。
いつも明るく、リラックスしていること。これが血の流れをよくするには最良の方法なのです。
人間の体って不思議ですね。心の状態が血液の流れに影響してしまう。食べ物とか運動が影響するのはわかりますが。
“くよくよ”“イライラ”すると血液がドロドロになり、流れが悪くなってしまう。ひどくなると命にかかわる病気になってしまう危険性もある。
長寿の秘訣の一つに、「くよくよしない」と言う高齢者の方はたくさんいます。
“くよくよ”“イライラ”しないためには、幸せになる考え方を心がけることが大切だと思います。
ちょっとぐらいイヤなことがあっても、できるだけ軽く受け流すことができればいいのでしょう。
そういう“柳に風”流のしなやかな強さを身につけることができればいいのではないでしょうか。
血液の流れをよくするためには、明るい気もちで、リラックスして過ごすことができるといいのでしょう。
明るい暗いは性格ではなく考え方のクセだと思います。たとえば、意図的に楽観的考えを心がける、希望をもつなどを心がけてみるのもいいでしょう。
他にも明るくなるための工夫はいろいろできると思います。
また、夢や目標を愉しんで生きることが希望をもってイキイキと生きることにつながるのではないでしょうか。
リラックスするためには、まず心の力を抜くことでしょう。
また、自分なりの気分転換法やストレス対処法をもてば、中にはリラックスできるものも含まれるでしょう。
血液に限らず、不幸な感情は心身に悪い影響があり、幸せな感情は心身にいい影響があるのではないかと思います。
「幸福は良薬」「笑いは百薬の長」などとも言われます。
幸せに暮らすことが、心の健康のためにも体の健康のためにもいいのではないでしょうか。
そのためにも、小さいことに“くよくよ”“イライラ”しない(いい意味での)鈍感さが必要なのかもしれません。