読書日記

  集中力を鍛える

 『生きるのが楽しくなる15の習慣』(日野原重明)より、
 習慣4「集中力を鍛える」。
 集中力が欠けると、どんなこともうまくいかず、最悪の場合、意欲まで失われてしまいますから、ことは深刻です。
 しかも集中力は、突然出そうとして出るものではなく、訓練が必要とされます。つまり日ごろから集中する習慣をつけておかなければいけないのです。
 集中力を鍛えるために私が取り入れている方法は、どんな短い時間でもむだにすることなく、有効利用するということです。
 ただ時間をかけても、だらだらとやっていては、いい成果は期待できないでしょう。
 やる時には、集中してやったほうがいいことがあると思います。

 集中力を発揮できるようになるためには、そのためにいろんな工夫ができるといいでしょう。
 たとえば、やる気を出す工夫、目標意識や目的意識をはっきりもてるような工夫、愉しむ工夫など。

 集中力をどのくらい発揮できるかどうかもその人の能力の一つなのでしょう。
 能力は工夫しながら使い続ければ向上させることができるでしょう。
 反対に、使わなければ衰えるのでしょう。
 集中力を鍛える習慣がある人とない人では、やがて大きい差ができてしまうのではないでしょうか。

 集中力はそう長くは続かないでしょう。途中に気分転換休息になるようなことを挟むことで、ONとOFFをうまく切り替えられるようになれたらいいのではないでしょうか。

 自分がやるべきことを好きになって、自然に夢中になってやれるようになれたらいいのでしょう。
 夢中になれる時間は、幸せな時間だと思います。
 自分が夢中になれる時間の合い間や終了後に、「(そういう時間がもてることを)幸せだなぁ」と思えるようになれたら、なおいいでしょう。

 集中することは、今を大切にすることであり、自分の時間とパワーを大切に使うことでもあると思います。
 幸せになるためにも、今を大切にし、時間とパワーを自分が幸せになれることを実践するために使えるようになることが大事だと思います。



   

次の日の日記

生きるのが楽しくなる15の習慣』日野原重明

ホームページ