読書日記

  目標となる人に学ぶ

 『生きるのが楽しくなる15の習慣』(日野原重明)より、
 習慣5「目標となる人に学ぶ」。
 時間や人生を、どうデザインすればいいでしょう。
 わからない場合には、自分はこうなりたいというモデルを探すといいと思います。
 モデルは、家族や先輩など、身近な存在の場合もあるでしょうし、芸能人や芸術家など、遠い存在になるかもしれません。

 かんじんなのは、自分の20年後をできるだけはっきりとイメージすることです。そのうえで、「こうなりたい」と思う人を決めるのです。
 モデルになる人に近づくためには、今何をすればいいか、どのような努力をすればいいか、やるべきこと、選ぶべき道は自然と決まってくるはずです。
 どういう人生にしたいか? いくら考えても思いつかない、という人も多いと思います。
 そういう人は目標となる人を見つけ、その人に近づけるように努力してみるのもいいのでしょう。

 その人のようになるためには、どのような道を選べばいいか? どのような努力をすればいいか? 今やるべきことは? のように考えてみれば、今何をすればいいかがわかるのではないでしょうか。

 はっきりした目標に向かって努力を続ければ、少しずつ近づいていくことができるでしょう。
 目標がなければ、成り行き任せでしょう。(そういう生き方がいい、という人はそれでもいいと思います)
 よりよい人生・幸せな人生に向けて努力をするのなら、はっきりした目標があったほうが時間とパワーをムダにせずにすむのではないでしょうか。

 目標とする人がいるのなら、何かをする際に、「あの人ならどうするか?」と考えることもできるでしょう。

 目標とする人のすべてを真似るのではなく、いいと思う所を学んで、自分のものにしていけばいいのではないでしょうか。

 「なりたい自分」があるのはいいことだと思います。

20年後、あなたは どういう自分になりたいですか?



   

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