読書日記

  人の気持ちを感じる

 『生きるのが楽しくなる15の習慣』(日野原重明)より、
 習慣6「人の気持ちを感じる」。
 物欲を満たされても、子どもたちが幸せになるとは限りません。
 人の気持ちがわからない子どもには感性が育たず、人と自分の喜びを分かち合うことも、悲しみやつらさをわかってもらうこともできず、むしろ孤独な人生を送ることになるかもしれません。
 物欲が満たされても、幸せになれるのは一時的でしょう。ましてや、それが「当たり前」と思う人には、幸せは感じられないでしょう。
 幸せを感じられるようになるためには、感性(感受性幸せを感じる能力)というようなものを育てることが大事なのではないでしょうか。

 人の気持ちがまったくわからない(わかろうとしない)人は、人間関係がうまくいかずに、苦しむことが多いでしょう。
 好い人間関係を築けない人は、幸せに暮らすのは難しいでしょう。

 一方、人の思惑・人の目を気にしすぎてしまう人もいます。
 そういう人は、人の気持ちを思いやるのではなく、人から自分がどう思われるかを気にしているだけでしょう。

 人の気持ちを思いやり、相手にイヤな思いをさせないようにする、できれば相手を幸せ(な気持ち)にすることを考えられるようになれば、それだけ人間関係が良くなるでしょう。
 好い関係を築き、人を幸せにする幸せを感じられるようになれば、幸せに暮らせるようになれるでしょう。

 思いやりの習慣をもつことができればいいのではないでしょうか。



   

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