読書日記

  自分の人生を豊かにしてくれるもの

 『ときどき思い出したい大事なこと』(ディック・J・ライダー)より
 自分の人生で本当に必要なものは何か、自問しなくてはならない。真に“必要なもの”とは、生き残るためになくてはならないものである。

 自分の基本的な“必要なもの”がはっきりすると、今度は自分が“ほしいもの”を考えはじめる。“ほしいもの”とは、自分ならではの人生を豊かにしてくれるものだ。
 本当に“ほしい”ものをよく見てみると、自分の目的がそこに映し出されていることが多い。
 自分にとって「本当に必要なものは何か?」「大切なものは何か?」と、時には自問してみるといいのでしょう。
 気づいたもの(事・人・物)の中で、足りないと思うものを増やすようにし、また「もっと大切にしよう」と思いなおすことができればいいのではないでしょうか。

 自分が「ほしいものは何か?」「心から望んでいるものは何か?」という自問には、すぐに答えが浮かばない人も多いでしょう。
 「やりたいことは何か?」「幸せにしたい人は誰か?」「心から楽しめるものは何か?」「生きがい・やりがいを感じられるものは何か?」「自分の幸せは何か?」などと質問を変えてみるといいかもしれません。

 「必要なものは何か?」と自問する必要はないのかもしれません。本当に必要なものは自ずと得るようにしているはずです。
 むしろ、現在自分のまわりにあるもの(している事・つきあっている人・持っている物)は「本当に必要なのだろうか?」と自問し、必要ないものを減らせば、その分できた余裕に“ほしいもの”を増やすこともできるのではないでしょうか。

 自分の人生を豊かにするような“ほしいもの”を増やし、それらを大切にすることを目的としていけば、幸せな人生にもつながっていくのではないでしょうか。



   

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目的の力』ディック・ライダー

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