読書日記

  人生を組み立てる力

 『ときどき思い出したい大事なこと』(ディック・J・ライダー)より
 私たちは、場当たり的な人生ではなく、一本筋の通った人生を送りたいと強く願っている。
 目的は、自分の時間や才能、お金をつなぐ中心点となりうる。

 最も有効な人生を送っている人々は、どうすれば毎日の活動を行いながら、自分の人生の核としたい長期多岐な視点や目的から目を離さずにいられるかを知っている。

 目的があれば、そのまわりにぐるりと時間とエネルギーを組み立てることができる。これこそ目的がもっている本当の力なのだ!
 「どんな人生が送りたいか?」の答えが見つかっている人は、“人生の目的”がはっきりしているということです。
 “人生の目的”は、人それぞれ、「自分は○○のために生きたい」と思えるのなら、それでいいのだと思います。

 自分の“人生の目的”がはっきりしていれば、自分の時間や才能やお金やエネルギーなどをその目的のために集中させることができます。
 そうすることが、自分が望む人生に近づくことであり、充実した人生につながるのではないでしょうか。

 “人生の目的”はなくても、問題なく生きていくことはできます。
 でも、自分の心が望む“人生の目的”がある人のほうが幸せに暮らしやすいし、その結果として幸せな人生にもつながるのではないかと思います。

 “幸せな人生”を望むのであれば、“人生の目的”は「幸せ」でもいいのではないでしょうか。
 「幸せに暮らそう」という生活目標をもって、幸せに暮らす心がけや努力を続ければ、きっと少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるでしょう。

 もちろん、他の目的でもいいのです。目標や目的は一つに限らなくてもいいのです。
 自分なりの目標や目的をもって生きていけるようになれば、それだけ自分が望む人生を送れるようになるのではないでしょうか。



   

次の日の日記

目的の力』ディック・ライダー

ホームページ