しあわせ日記

12月25日(月) 心の自由

 PHP1月号の特集は『「幸せのかたち」見つけていますか?』。
 今泉ヒナ子さん(明治学園・桜の聖母学院理事長)は、

 物や名誉に目をくらまされない本当の幸福は、凡人にとって入手困難なものである。
 しかし、“心の自由”の持ち主になれば、人から奪われることのない幸福を手に入れることができるのである。

 人生には、自分で自由に決めることのできる要素がまだたくさんある。
 たとい神から一方的に与えられたことでも、それに対する姿勢は自分の責任で選択できる。
 幸せになれないのは、物や成功や名誉や人からの愛など、一つの幸せにとらわれているからかもしれません。
 たとえ一つの幸せが得られないとしても、他にも幸せはたくさんあるのです。自分が今もっている幸せも、日々の生活の中で経験できたり出会えたりする幸せもあるはずです。
 そういう幸せに気づき、感じられるようになれれば、誰でもそれなりに幸せになることはできると思います。

 私たちには、いろんなことができる自由があると思います。
 もちろん、やりたくてもできないこともあります。でも、その他にやれることで幸せになれることがたくさんあるはずです。
 自分のやりたいことを一つでも二つでもできるようになれば、それだけ幸せでしょう。

 人生には悪い事や不幸な出来事もあります。
 そこですごく不幸になってしまうか、いいことに変えていけるかは、その人しだいです。
 「いい経験にしよう」「いいきっかけにしよう」「自分を育てるための試練」などと考えられるようになれば、不幸を幸せに変えられるようになれると思います。

  『大切なのは、幸福を選ぶ、あるいは、少なくとも
   人生のいついかなるときでも不幸を選ばない
   という自分自身の能力である』 ウエイン・ダイアー

 私たちの心には、不幸を選ばない、幸せを選ぶという自由がある、と考えられるようになれたら、と思います。
 ただし、自分の心を自由に働かせるためにはその能力が必要です。
 自分の心を育てていくことが、心の自由を獲得し、人や環境に左右されない幸せを手に入れることにつながるのだと思います。



   

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◇「「幸せのかたち」見つけていますか?

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