しあわせ日記

9月12日(火) 散歩を楽しむ

 PHP10月号の特集は「頑張っている人の「こころの休日」 上手な休ませ方・励まし方」。
 朱川湊人さん(作家)は、
 喜びや楽しみは風のように過ぎ去ってしまうのに、悩みや悲しみは、それこそ石のように心の中に沈み込んで、なかなか流れて行ってはくれません。
 そのことばかり考えてしまって、同じところをぐるぐる回り、どうしても抜け出ることができなくなってしまうのです。
 そういう時の対処法はいくつかありますが、私にいちばん合っているのは『散歩に行く』ことです。
 悩みを抱えて考えが堂々巡りになり抜け出せなくなったり、悲しいことをつい思い出してしまったりして、心が沈んでしまうこともあると思います。
 そんな時には、心の休息が必要なのかもしれません。
 心が疲れた時心が傷ついた時は、ある程度長い心の休息が必要なのでしょう。

 気もちが沈んだ時に、「歩くこと」はいい方法だと思います。
 身体を動かすこと、また視点を動かすことで、意識が思考に集中することを防いでくれます。
 見えるもの、聞こえるものなど、五感に意識を集中しようと心がければ、考えたくないことを考えないようにある程度はできるでしょう。いいものに気づき、それを味わうことができれば、気分も少しずつ改善するでしょう。
 身体が活発になれば、なんとなく心も元気になるような気もします。

 トイレに行くなど、短時間でも歩けば、ちょっとした気分転換にはなると思います。
 時間の余裕があれば、外に出て散歩を楽しむことができれば、いい気分転換になるでしょう。

 外を歩く際にハッピー・ウォーキングを心がければ、気分をよくしたり幸せを感じる方法はいろいろあるでしょう。
 散歩を幸せを感じる練習と考え、自分なりに工夫しながら続ければ、やがて習慣になり、歩けば自然に幸せを感じられるようになれるとも思います。

 悩みや悲しみについて考えないようにすることは、心の休息になるでしょう。
 気分よくなれること、幸せを感じられることは、心の栄養になると思います。
 幸せになれることを考えたり、感動できたりすることは、心の運動になると思います。

 心の調子が低下した時には、心の休養・栄養・運動を心がけることができれば、元気を取り戻すことにつながると思います。
 そういう意味で、「散歩に行く」(「散歩を楽しむ」ように心がける)ことは、心が沈んだ時にはとてもいい方法だと思います。



   

次の日の日記

頑張っている人の「こころの休日」

ホームページ