しあわせ日記

7月27日(木) 自分に合っているものを選ぶ

 『頭をよくするちょっとした「習慣術」』(和田秀樹)より、
 疲れてしまうことを、無理にしようとしないという考え方は、生き方の基本の一つとも言える。勉強一つ取っても、嫌なものを無理に勉強しても、頭に残らない。
 関心のないこと、嫌なことは頭に残りにくいし、それがかえってストレスになってしまって記憶力を落としてしまうことさえある。
 だから、勉強にしても仕事にしても、自分に合っているものを選ぶ。この勉強なら割と楽しいとか、それほど疲れないとか、覚えていると何か賢くなった気がして、嬉しいと思えるものを選ぶ。
 「やりたいことをやる」というのは幸せになる方法の一つです。

 と言っても、やりたくないことでもやらなくてはならことはあります。
 イヤイヤやると、余計にイヤな気もちになり、質も効率も落ち、また疲れやすくなるでしょう。
 どうせやるのなら、少しでも楽しめたほうがいいでしょう。そのためには楽しむ工夫をすることが大事だと思います。

 専攻する学問や仕事や夢など、“人生の選択”とも言えるようなものは、できるだけやりたいことや自分に合ったものを選んだほうがいいでしょう。
 そのことをやること自体が楽しめたり、喜びを感じられたり、夢中になれたり、あまり苦にせずに続けられたり、・・・というようなことです。
 そのほうがいい努力を続けられ、いい結果にもつながりやすいでしょう。

 自分がやりたいと思ったことをやっているはずなのに、ほとんど楽しめない、すごくつらい、ぜんぜんやる気が湧かないというような場合、自分の心が本当に望んでいるものではないのかもしれません。
 人からよく思われるため、誰かの期待にこたえるためなどだけでは、自分の心は動かないでしょう。
 また、実は自分には合っていないことだったり、無理をしていることだったりするのかもしれません。

 自分が心からやりたいことなら、やれるだけでも幸せなことだと思います。
 やりたいことをやれる幸せを感じて生活できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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