しあわせ日記

7月25日(火) できる人に聞く

 『頭をよくするちょっとした「習慣術」』(和田秀樹)より、
 新入社員の頃や、新しい部署に異動になった時は、右も左も分からずに、与えられた仕事をこなすことになる。
 そういう時期の、いちばん賢い「習慣術」は、特に若ければ若いほどいいが、できないことを、素直にできる人に聞きに行って、教えてもらいながらやることだ。
 人生における問題は、自分(の頭)だけで解決しなければならない、ということはありません。
 人の知恵や助けを借りてもいい場合が多いでしょう。
 そういう意味では、「困った時に頼りにできる人間が複数いる」ということは、それだけ問題解決が能力が高い、つまり、「頭がよい」と言ってもいいのではないでしょうか。

 もちろん、自分の頭で考えて問題を解決できれば、それがいいのでしょう。また、よく考えることが自分を育てることにもつながるのだと思います。
 人に頼ってばかりでは、自分の成長は少ないでしょう。また、人の助けを借りられない事や状況もあります。

 自分で解決する場合でも、自分の頭で考えるだけでなく、何か(たとえば、本やインターネットなど)を調べることでいい答えやヒントが見つかればいいのでしょう。
 何でもすべてのことを覚えておく必要はないでしょう。ここを調べれば、どうすればいいかがわかる、何かヒントが見つかりそう、というようなことがわかっていればいいのです。
 そういう役に立つモノを知っている人も、知らない人よりは「頭がよい」ということになるでしょう。

 自分で(調べて)考えるか、人に聞くかは、その状況での判断しだいでしょう。
 新しい職場では、人に聞いたほうが早いし、それが許される状況です。
 新しいことがわからないのを無理して解決しようとしても、時間がかかるだけで(今の自分には)解決できない場合も多いでしょう。
 また、ただ知っているかいないかの問題(たとえば、その職場でのやり方、パソコンの初期設定など)もあります。そういうことは早く聞いてしまったほうがいいでしょう。

 人に聞くことを遠慮してしまう気もちもわかります。相手の迷惑・時間の浪費になるのではないか、などと考えてしまいます。
 でも、必要なことを聞くことは当然だし、ふつう人に教えることは内心ちょっとうれしいことだったりもします。
 要領よく聞いて(必要なことはメモを取り)、心から「ありがとうございました」と言えば、相手もちょっといいことをした気になるのではないでしょうか。

 「人に相談する」というのも問題解決の一つの方法です。
 自分だけではどうしようもないと思うようなこともあるでしょう。そんな時、「人に相談する」ことも選択肢にあったほうがいいと思います。
 でも、人に相談しにくい問題もあります。(性格上か?)「人に相談できない」という人もいます。
 そういう場合のために、役に立ちそうなやホームページを知っておくといいのではないでしょうか。
 「幸せのホームページ」がそういう存在の一つになれば、幸いです。



   

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