しあわせ日記

5月22日(月) 病気の原因は過去にある

  『快癒力』(篠原佳年)より
 病気はすべて過去とかかわっています。
 過去の食生活、過去の運動、過去の不摂生、過去の思考、過去の感情、過去のあらゆるものが積み重なって現在の自分がある。
 その自分が現在病気であるとしたら、そうなるような生き方をしてきたということです。
 病気になってしまった時、その原因は、ちょっと考えてみれば、わかる場合が多いでしょう。
 そういう際に、病気を治すことの次に大事なのは、また同じ病気にならないようにすることです。
 その病気が治っても、過去と同じことを繰り返せば、いずれはまた同じ病気になってしまうのではないでしょうか。
 (「病気」を「不幸」に読み替えてみても当てはまると思います)

 大きい病気の原因は、過去の生活習慣にある場合が多いでしょう。食生活の習慣、運動の習慣、睡眠の習慣などです。
 今までの自分の生活を考え直してみれば、やめたほうがいいこと(習慣・クセ)や足りなかったことに気づけるのではないでしょうか。
 健康に悪い習慣をやめるようにし、健康によい習慣を身につけるように努力することは、今後の自分の人生に役立つ大事なことでしょう。

 風邪や下痢などの急性の病気の原因は、ちょっと前の不摂生や不注意である場合が多いでしょう。
 今後同じ病気にならないためには、こういうことに気をつけたほうがいいとわかればいいのでしょう。
 また、病気になる前にその兆候に早めに気づいて、予防策を講じることを習慣にできるといいでしょう。

 心の病気の原因は、考え方の習慣である場合がほとんどでしょう。
 胃や腸などの消化器系の病気でも、考え方の習慣が原因(の一つ)かもしれません。
 風邪などの原因は免疫力の低下、その原因はストレス、その原因は考え方の習慣と考えられるかもしれません。
 病気を機に、考え方(の習慣)を変える努力を始めるのもいいのではないでしょうか。

 考え方を変えるための基本としては、自分の不幸になる考え方に気づき、幸せになる考え方を心がける習慣を身につけることだと思います。
 受けとめ方を変える、人に対する考え方を変える、悩み方(問題対応のしかた)を変えるというようなことも考え方を変えることになるでしょう。
 私がおすすめするのは、「ハオハオ」の考え方を身につけることです。

 考え方が変われば、感じ方が変わります。それは自分の心にとっても身体にとっても大きいことだと思います。
 他にも考え方が変われば変わることがいろいろあるでしょう。
 幸せになるためには「考え方を変える」ことからだと思います。
 長年身についた考え方(の習慣)を変えることは容易ではありませんが、「一つ一つ、少しずつ」幸せになる考え方を身につけていければいいのではないでしょうか。

 病気になると、幸せに暮らすことが難しくなります。
 また、自分が幸せになれることをできなくなってしまうのも大きいことでしょう。
 病気になってしまったことはしかたがありません。それを機に、また同じ病気にならないように何かを学び、よい習慣を身につけることができたら、それは健康という幸せをもたらす一生の宝物になるのではないでしょうか。



   

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◇「病気になった時の考え方

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