しあわせ日記

5月23日(火) いまの考え方を変える

  『快癒力』(篠原佳年)より
 病気の原因は過去にあり、いまを変えれば過去も病気も変わる。

 過去は絶対のものではないのです。
 つまり私たちは何気なく「過去」といい、「過去だけは変えられない」と思っていますが、その過去も生きている現在の心理状態で変わってくる。ということは、いまの考え方を変えれば過去も変わる。というより、実際に私たちはそうしているのです。
 つまり過去と言う記憶は、生きている私たちが、現在つくっている思いなのだと気づくことが必要なのです。
 過去が原因で、不幸になってしまう人も、病気になってしまう人もいます。

 「過去は変えられない。だから、現在(の不幸/病気)も変えられない」と思い込んでしまうと、今を大切にできなくなってしまいます。それは、自分のためによくないでしょう。
 過去を嘆いたり、過去のせいにするたびに、つらい思いをしてしまうでしょう。そういう気もちになることが、さらに自分を不幸にし、病気にもしているのではないでしょうか。
 あきらめて努力しなければ、現状はなかなか変わらないでしょう。

 過去の事実は変えられません。
 でも、過去についての考え方(自分にとっての価値)は変えることができると思います。
 不幸を幸せに変えることも可能だと思います。

 過去にとらわれずに、今を大切にすることが大事でしょう。
 過去のことを考えない(そういう考えを途中でストップする)ように心がけ、今やるべきこと・今の生活を楽しむことに自分のエネルギーを向けることです。
 過去の不幸を考えなければ、それだけ心を痛めないですみます。今を楽しみ、いい心の状態で過ごすことが、不幸な心や病気を癒すことにもつながるのではないでしょうか。

 どんな不幸も、たいていの病気も、時が経てば自然に回復します。
 より早く回復し、幸せに暮らせるようになるために、今の自分の考え方を変えて今を大切にできるようになれたら、と思います。



   

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◇「病気になった時の考え方

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