しあわせ日記

5月21日(日) 心と身体のバランス

  『快癒力』(篠原佳年)より
 病気をすべて悪者にするのがおかしいのです。病気はどこかバランスがよくないことを教えてくれている。

 心と身体のバランスがとれているかどうかの判断は、日々の生活のなかでの自分の心理状態を見ればわかります。
 たとえば朝起きるとすっきりしていて目覚めがよく、庭に出たら思わず深呼吸がしたくなる。空の青さが目に染みる。なんだか浮き浮きした気分になる。
 心と身体のバランスがとれている人は環境に適応し、周囲にあまり不満は感じません。
 病気になるのには、それなりの原因があるのでしょう。
 そのうちの多くは、よい生活を心がけることで未然に防げるのではないでしょうか。

 病気になる原因の一つは、心と身体のバランスがよくないことなのでしょう。
 心と身体のバランスがよくないことには、病気になる前に気づけることも多いでしょう。

 身体のバランスが悪くなると、体調が悪くなります。体調が悪いと、気分が悪くなります。
 自分の悪い気分に気づければ、その理由として体調が悪いことにも気づけるようになれるでしょう。
 体調が悪いと思われる時には、その原因を探し、体調を改善する方法を考え・実践できるようになれるといいでしょう。

 心のバランスが悪くなると、心の状態(おもに、気分)が悪くなります。気分が悪いと気づくことができれば、気分を改善する方法を考えることも可能です。
 クヨクヨしないイライラしない人間関係で悩み苦しまないような幸せになる考え方を心がけることができるようになれるといいでしょう。
 また、気分がよくなれることを考え・実践するのがいい場合もあるでしょう。

 気分よく、幸せに暮らせないのは、心と身体のバランスがよくないのかもしれません。
 心と身体のバランスがとれている人は、自分の今の環境の中での生活を大切にできるでしょう。
 現在の状況やまわりの人や過去の悪い出来事や自分の境遇などの環境を不満や不幸に思っていると、不幸な気もちになり、気分も沈んでしまい、幸せに暮らすことはできないでしょう。
 反対に、自分の生活の中で出会える小さな幸せに目を向け、それらを幸せに感じられる人は、気分よく幸せに暮らすことができるでしょう。

 身体が健康で、心が健康なら、幸せに暮らすことはできると思います。
 身体に病気やケガなどの問題があっても、心に悩みや問題を抱えていても、それなりに幸せに暮らすことはできると思います。
 そのためには、まず、自分の心と身体の調子に気づけるようになること。そのためには、自分の気分に気づけるようになることが第一歩だと思います。
 そして、気分よく生活するように心がけることが習慣になれば、それだけでもけっこう幸せに暮らせるようになれるのではないでしょうか。

ハッピーになるために、まず 気分よく過ごせるようになろう



   

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◇「病気になった時の考え方

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