しあわせ日記
4月19日(水) 心をひらく
PHP5月号の裏表紙より、
“いやな人”“苦手な人”がいるなら、まず、自分の心にとらわれがないかを問いかけてみよう。そして、素直な心で相手の長所を探してみよう。そうすれば短所と思っていたことも、その人の持ち味、長所と見ることができるかもしれない。
自分の方から心をひらいて接すれば、相手も心をひらいてくれる、それが人間関係の原則ではあるまいか。
“イヤな人”“苦手な人”がいても、「こんな人もいる」「こんな人のためにイヤな気もちになるのは損だ」などと考えることで、あまり苦にしなければいいのだと思います。
イヤな人が苦になるのは、自分の心の中に何か問題があるのかもしれない、と考えられるといいのでしょう。
人の好き嫌いは誰にでもあると思いますが、「嫌い」という思いはできるだけ小さくしたほうが自分のためにいいと思います。
イヤな感じがしても、その悪い所をあまり考えないようにし、できればいい所も考えるように心がければ、「嫌い」という思いを小さくできるでしょう。
たとえば、相手を悪く決めつけないようにし、できるだけ相手を良く考えることです。
相手のイヤな所もいいように考えることができれば、大したことではなく、相手の個性・持ち味と思えるかもしれません。
少なくとも「反面教師」、もしくは自分を育てる「いい練習相手」と考えることもできるのではないでしょうか。
イヤな人に対して、多少関係が悪くても「このままでもいいか」、もしくは「それなりにつきあえばいい」と考えてもいいと思います。
「関係を良くしたい」と思うのなら、それなりの努力をしたほうがいいでしょう。
そのためには、「まず自分から」という姿勢が大事だと思います。
まず自分から、相手に関心をもつ、寄っていく、あいさつする、話しかける、何かに誘う、自分の思いを伝える、相手を好きになる、相手を喜ばす、・・・。
このような姿勢が、相手に心をひらくことになり、相手の心もひらかせることにつながるのではないでしょうか。