決めつけない
人に対する考え方の材料は何でしょうか?
自分が見たり聞いたりした相手の言動が大半だと思います。
それだけで相手を判断するのは、すごく難しいことではないでしょうか。誤解や錯覚をしてしまうことも多いのではないでしょうか。
ある人が自分に対してイヤなことを言った・したとしても、それはその人の一面がその時に出たもので、その人のすべてではありません。誰にでも欠点はあるし、過ちやミスをおかしてしまうこともあります。また、人間がその時の気分や状況によって人にイヤなことをしてしまうことがあるのも、自分のことを考えてみればわかるはずです。
「××のところもあるけど、○○のところもある(のではないか)」のように考えられたら、と思います。
もし、その相手との関係をよくしたいと思うのなら「人のイヤなところは考えずに、いいところを考える」ということを、
相手を良く考えるトレーニング
として書きました。
第一印象が後でわかったその人と違っていた、ということがあると思います。私も「第一印象はつきあいづらそうだった」とよく言われます。
第一印象がいい場合にはそれを大切にすればいいと思います。悪い場合には、自分の判断を疑ってみたほうがいいと思います。少なくとも悪い印象をそのまま相手がそうだと決めつけることだけはやめたほうがいいと思います。
「人のことはわからない」と、最近私はよく心の中で言います。
「この人はこういう人(じゃないか)」と自分が思うのは自由です。でも、自分にとって「イヤな人」と決めつけてしまうと、イヤな思いをするのは自分で、そのために関係が悪くなってしまうこともあります。
「この人はこういう人」と決めつけないで、「違う可能性もあるんじゃないか」「変わる可能性もあるんじゃないか」などと一瞬でも考えることができるだけでずいぶん違う、と私は実感しています。
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