しあわせ日記

4月8日(土) 相手と話し合う

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
・一番よく怒りをぶつける相手と、腹を立てていないときに話し合う。お互いに相手をもっとも怒らせるような行動はとらないようにし、意思の疎通をはかる方法を見つけて腹を立てないようにするのだ。
 怒りを爆発させてしまうのは特定の人に限られるのではないでしょうか。
 そういう場合、考えられる方針は次の3つでしょう。
1.自分(の言動/考え方)を変える
2.相手を変える
3.関係を変える

 自分がこういうことをしなければ(言わなければ)いい、つまり、怒りのきっかけや原因をつくらないようにすればいいのかもしれません。
 こういう時にはこうすれば(言えば)いい、つまり、怒る前にそういう状況を回避できればいいのかもしれません。
 いずれにしても、自分が腹を立てるパターンを知り、そうならないように自分の言動を変えることができればいいのではないでしょうか。

 自分が腹を立てるのは、この人が、こういうことを、した(言った)時が多いとわかれば、その人にそういうことをしない(言わない)ようにお願いしてみることで解決するかもしれません。
 ただし、相手がどう行動するかは相手しだいです。いくら言っても相手が変わらないこともあるでしょう。ケンカになって余計に腹を立てることになってしまうかもしれません。

 つい腹を立ててしまうのは、相手との関係が悪いからかもしれません。
 同じことを親しい人がしても腹は立たないというのなら、それは関係のせいと言えるでしょう。
 そういう場合には、関係を良くするように努力すればいいのでしょう。

 特定の相手に腹が立ちやすいのは、自分の相手に対する考え方に問題があるのかもしれません。
 嫌いな相手については、つい悪く考えてしまいがちです。
 そうだと思うのなら、その人に対する考え方を考え直してみるといいのではないでしょうか。
 できることなら、相手を良く考えるように心がけてみるといいでしょう。(自分のために)

 怒りを爆発させるパターンを減らすためにも、相手との関係を良くするためにも、相手と話し合うのはいいことだと思います。
 相手によっては話にならない人もいると思いますが、まずは話をしてみることで、自分の気もちを伝え、相手を知ることができればいいのではないでしょうか。

 『会って直に話すのが、
  悪感情を一掃する最上の方法である』 リンカーン

 世の中にはいろんな人がいます。
 無礼な人、無神経な人、意地悪な人、ルールを守らない人、モラルがない人、思いやりに欠ける人、・・・。
 そういう人と出遭うたびに、イライラしたり腹を立てたり悩んだりしていたら、幸せに暮らすことは難しいでしょう。
 人間関係であまり悩み苦しまないような自分になれたら、と思います。



   

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