しあわせ日記

3月3日(金) 感情に支配されない

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
 彼らは決して腹を立てない。ただ、無視するだけだ。腹を立てるよりも立ち去ってしまうか、あるいは話題を変えようとするだろう。

 困ることや悩みごとがないわけではないが、そのために感情的に動揺してしまって何も手につかなくなるということがない。

 自分で自分を駄目にしてしまうような感情を取り除くことができ、自分を向上させるような感情を高揚させることができるのである。
 “イライラ”しやすい人や“くよくよ”しやすい人は、それだけ生活を楽しむことも、幸せに暮らすことも難しくなるでしょう。
 人生を楽しむ達人になるためには、自分の感情に支配されないようになることが重要なのだと思います。

 怒りなどの一時の悪感情に支配されて、問題を大きくしてしまったり、取り返しがつかないことをしてしまったりするは、自分にとってよくないでしょう。
 また、一つの事や一人の人のために感情的になって、やるべきことを怠ってしまうようでは、さらに大きい問題を生んでしまうのではないでしょうか。

 「感情はある程度はコントロールできる」ようになれると思います。
 悪感情が強い場合には、まず「受け入れる考え方」を心がけることです。
 たとえば、「こういうこともある」。
 さらに、「今こういう気もちになるのはしかたがない」「今こんなふうに考えてしまうのも無理はない」などと(心の中で)言うことで、自分の心を受け入れるように心がければ、少しは気もちもおさまるでしょう。
 ある程度心が落ちついたら、「こんなことを考えるより、○○をしよう」などと、心を切り替える考え方ができるようになれるといいでしょう。

 大きい悩みや問題を抱えて何も手につかなくなってしまった場合には、まず問題への対応の方針を決めることができるといいでしょう。
 「こうしよう」という方針がはっきりすれば、少しは落ちついてそれに沿った考え方ができるのではないでしょうか。

 人生に悩みや問題はつきものです。
 悩みや問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれたら、と思います。

 感情をコントロールするためには、考え方を変えることだと思います。
 幸せになる考え方を身につけて、あまりくよくよしない人にイライラしない人間関係で悩み苦しまないような自分になれたらいいのではないでしょうか。



   

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 (ウエイン・W・ダイアー

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