しあわせ日記
12月30日(金) 問題があっても幸せに暮らす
誰もが何かしら自分の問題を抱えて生活しているのだと思います。
自分の進路/仕事・勉強/恋愛・結婚・子育て/様々な人間関係/生き方など、誰もがもつであろう問題もいろいろあります。
「悩みや問題があるのは当たり前」と考えたほうがいいのかもしれません。
悩みや問題が解決しないと幸せに暮らせない、と(無意識にでも)思い込んでいる人も多いような気がします。そういう人は一つの事で長い間不幸に過ごすことになってしまいます。そもそも簡単に解決できる問題ならはじめから大して悩むことはないでしょう。
また、どうしようもない事、変えようのない事、解決できない事もあります。
そう簡単ではない悩みや問題を、「すぐに解決しなてはならない」と考えるより、「悩みや問題はあってもそれなりに幸せに暮らそう」と考えたほうが、現実的ではないでしょうか。
「悩みがあっても、幸せに暮らそう」などというと、「そんなことできるわけがない」と思ってしまう人もいると思います。
すごく幸せに・ずっと幸せに過ごさなければならない、などということではありません。少しでも苦しまないように、できれば幸せに過ごせる時間を少しでも増やすことができたら、ということです。
自分にとって重大な問題を考えるのは大切なことです。
ただし、あまり悩み苦しまないように、いい心の状態で(落ちついて、集中して、できれば少し力を抜いて)、“よく考える”ことが大事です。
そのために、いい問題解決のしかたを身につけることができたらいいでしょう。(おすすめするのは、紙に書いて考える方法です)
もう一つ大事なのは、問題を考えない時間を大切にすることです。
やるべきことを集中してやる。できれば楽しんでやる。
また、悩みを抱えている時こそ、一日の中に幸せを感じられる時間をもつように心がけることが大事だと思います。
それでも、ふとその問題について考えてしまうことはあるでしょう。それはしかたがありません。
そこで気づいて、「今このことを考えるのはよそう」「あとで考えよう」「今は○○しよう」「今だけは」などと考えを切り替えられるようになれるといいでしょう。
一生も、一日の時間も、限られています。悩むことや問題解決のためばかりに時間を使っていては、幸せに暮らすことはできません。
悩みや問題をできるだけ減らし、幸せになるために時間を使えたほうがいいでしょう。
実際にはほとんどの人は、悩みや問題があってもそれなりに暮らしているのだと思います。でも悩みや問題をどのくらい苦にするかは、人によってずいぶん違うのではないでしょうか。
一つの悩みや問題が、人生のすべてではないし、生活のすべてではないということは、わかると思います。そのことをどのくらいの大きさにできるか、また、どうつきあっていけるかがキーポイントだと思います。
人生に悩みや問題はつきものです。それらとどうつきあって、いかに幸せに暮らしていくかが大事な問題ではないでしょうか。
私は「それなりに」という言葉が気に入って、よく使っています。現実的な感じがするからです。
「それなりに幸せに暮らす」ことなら、できそうな気がしませんか?