悲劇的な状況においても、あるいはまた最悪の逆境に対しても、完全に幸福とはいかないまでも、自己憐憫、恨み、私たちの否定的見解といったものを不幸に加えないことによって、私たちは常に幸福でいられる。生きていく中では不幸な出来事もあります。
「どうしたら私は幸福になれるでしょう」とある事業家が私に尋ねた。「私は株で二十万ドル失ってしまいました。私はだめになりましたし、面目を失いました」不幸を自分で創り出さないように幸せになる考え方を心がけることができるようになれたら、と思います。
「あなたは幸福になれます。事実に対してあなたの見解を加えさえしなければ」と私は言った。「あなたが二十万ドル失ったのは事実です。しかし、あなたがだめになったり、面目を失ったりしたということは、あなたの見解なのです」
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