しあわせ日記

4月1日(木)一期一会
 「徳川家康」より、「一期一会」について。
 人生……といっても、それは、一瞬一瞬の累積にすぎない。その僅かな瞬時の出会いを大切にする……いや、瞬時の出会いにまごころを傾け尽して接しようとする
 [中略]
(ここにしか人生の意義は無いのだ……)
 人生の意義は「幸せ」だと思います。そして、確かな幸せは今ここにしかない。
 また、今の幸せは人生の中で唯一のもの。「一期一会」を大切にしなければ。



4月3日(土)リラックス/愉しむ
 くよくよしない方法・その58は、「いま、リラックスする」。

 「日本人は『ガンバレ』と応援し、アメリカ人は『リラックス』と応援する」というのを聞いたことがあります。
 「頑張る」は力を入れてやる、「リラックス」は力を抜いてやる、のような感じがします。

 頑張ってやるのとリラックスしてやるのでは、どちらがいい結果に結びつくでしょうか。
 それは、その事/その人/その状況によって変わるとは思います。どちらも大事なことなのだと思います。「リラックスして頑張る」のがいいのでしょう。
 ところが、人は一度に2つのことを心がけるの難しいのです。ましてや、その2つのことが相反する要素を持つ時には。そこで指示やかけ声は1つのほうがいいのです。
 その時に、その人に、どちらの声をかけるほうがいいか、という問題になります。

 「リラックス」には「愉しむ」という要素が含まれるような気がします。
 何かをする時に、その目的は「結果」だけでなく「愉しむ」こともあると思います。スポーツにしてもゲームにしても、「愉しむ」ことのほうが大切だと思います。
 人生も「愉しむ」ことが大切です。「幸せを感じる」ことが大切です。
 人は本来、幸せになるために、何かをし、夢や目標を持つのだと思います。なのに「愉しむこと」「幸せを感じること」を忘れて、何かをしたり、生活してしまうことが多いように思います。

 「愉しむ」ためには(意識しているかどうかは別にして)「リラックス」することが大事だと思います。そのために「今」リラックスすることが重要なのだと思います。「今、愉しむ」ことが大事です。

 その時に自分に「頑張ろう」と言うのがいいか、「リラックス」と言うのがいいか、「愉しもう」と言うのがいいか、「幸せを味わおう」と言うのがいいか。ちょっとの時間でも考えてみたらいいと思います。



4月4日(日)今の幸せを味わえない
 「今を愉しむ」「幸せを味わう」ためには、余計なことは考えずに、「今、ここ」の幸せに集中することが大切です。

 将来の心配ばかりしてしまう。
 今の問題点ばかりを気にする。
 過去の不幸にとらわれている。
 人のことを考えてイヤな気分になる。

 今は幸せなはずのに、悪いことばかりではないのに、今のことではないのに、気にしなければ何も問題がないのに、・・・今の幸せを味わえない。

 どうすれば、今の幸せを十分に味わうことができるのでしょうか?



4月5日(月)幸せを味わおう
 今の幸せを味わうための第一の方法は、「幸せを味わおうとすること」です。

 あなたは、食事をする時に「十分に味わおう」としていますか?
 それが意識してできる人には、「幸せを味わおうとすること」の意味がわかると思います。
 意味がわからない人は、一度よく味わって食べてみて、どう感じるかを味わってみてください。いつもとどう違うか感じてみてください。

 くよくよしない方法・その62は、「一度に1つのことしかしない」。

 テレビを見ながら、新聞を読みながら、人と話をしながらでは、食べることの味わいは減るように思います。でも、それはそれでもいいと思います。テレビを見ること、新聞を読むこと、人と話をすることを味わえればいいわけです。
 不平をいいながら、悩みながら、落ち込みながらでは、どんな物を食べても味わえないし、イヤな気分でその時間を過ごしてしまいます。消化や健康にもよくないような気もします。

 今を愉しめるのなら、一度に2つのことをしてもいいと思います。掃除や洗濯などは鼻歌でも唄いながらのほうが楽しくできると思います。
 でも、余計なことを考えて今を愉しめないのなら、今やっている事に集中して「幸せを味わおう」と心がけたほうがいいと思います。

 今もテレビをつけっぱなしでこれを書いている“ながら族”の私。
 でも、帰りの電車の中とお風呂の中でいろいろと考えたんだよ。

好!好!



4月6日(火)幸せを数える
 今の幸せを味わうための第二の方法は、「幸せを数える」ことです。

 例えば食事の時なら、このおかずはおいしい、こっちもおいしい、みそ汁もおいしい、ご飯もおいしい、漬け物もおいしい、・・・。
 「おいしい」と味わっているかどうかは別にして、実際にそのように食べ物を次々に口に運んでいるのは事実です。その1つ1つを味わって食べれば、幸せを数えることになります。

 私は幸せを味わおうと思っている時には、いろいろな幸せを次から次へと数えることにしています。外を歩いている時などは、それが半ば習慣になっています。私が移り気だからかもしれません。

 数えるからには1つではちょっともの足りません。「いーち、いーち、・・・」でもいいんですが、私などはすぐに飽きてしまいます。
 ところが、「いーち、にー、さーん、しー、ごー」だったら、これを繰り返しても、もう少しは持ちます。少しずつアレンジしていけば、もっと長持ちします。
 食事の場合には、そういう繰り返しをしていると思います。

 小さな幸せを感じることができる人は、ある程度は続けて幸せを数えられると思います。それでも、すぐにつまってしまうと思うでしょうが、私の場合には役に立つ武器があります。幸せを考える5つのヒントがあります。この5つは種類(食べ物でいうと味)が違うので、繰り返してもなかなか飽きません。

 みんなそんなにヒマじゃないし、やりたいこともあるでしょうから、そんなに長い時間幸せを数えることはないと思います。ただ、1日のうちに何回かは幸せを数えて時間を過ごしてみてはどうでしょうか。



4月7日(水)幸せを数える2
 くよくよしない方法・その66は、「ほしいものよりもっているものを意識する」。

 幸せを数えるためには持っているものを数えます。ないものは数えられません。
 自分の目の前にあるもの、自分が感じていることも数えられます。

 私は心に持っている幸せも数えます。
 自分の夢・目標・願いは、それが叶うことを想えば幸せ(の予感)を感じることができ、これからの活力になります。
 自分の心にある人・幸せにしたい人・好きな人のことを想うことで幸せな気分になれます。その人を幸せにすることを考えれば、やさしい気もち、幸せな気もちになれます。
 自分の夢があること、幸せにしたい人がいることだけでも幸せと思うことができます。

 幸せを数えることは、不幸を数えないことにもなります。人は幸せと不幸を同時に感じることはできません。幸せを数えていれば、無意識に不幸を数えてしまわなくてすみます。

   「不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう

 「幸せに暮らそう」という意志があり、生活の中で意識できるようになれば、自然に実践できるようになると思います。



4月8日(木)努力・工夫する
 今の幸せを味わうための第三の方法は、「幸せを感じられるように工夫・努力する」。(当たり前のことですね)

 例えば、食べる時なら、何を食べようか考える、いつ/どこで/誰と/どうやって食べるか、などといろいろと考えて工夫します。自分で料理を作るとすれば、もっと工夫や努力が必要です。私などは、おいしく食べるには「お腹を減らせばいい」と考えたりもしてしまいます。

 あまりいい例ではなかったようです。要は、「どうすればより幸せを味わえるか?」と考え、そのために努力と工夫をすることです。
 やり方を間違えなければ、努力した分だけ幸せを味わえると思います。簡単に手に入れるより、苦労して手に入れたほうが、得たときの幸福感は強いものです。

 夢や目標を実現するためには、努力や工夫が必要です。逆に努力や工夫(時には苦労)があるから実現したときに幸せが大きいのです。幸せを得るための努力や苦労を惜しんではいけません。困難や努力から逃げてばかりいたら、大きな幸せはつかめません。

 あなたは幸せを感じようと工夫していることがありますか?
 あなたは幸せを得るために本気で努力と工夫をしていますか?
 もう少し努力と工夫をして、もっと幸せを感じてみたいと思いませんか?

 とりあえず、試しにと考えて、幸せを感じられるように何かをしてみましょう。そのために工夫と努力をしてみましょう。きっと、努力はそれなりに成果を生むと思います。



4月10日(土)幸せを感じる能力
 幸せを感じられるのも能力だと思います。
 幸せを想像する能力自分の幸せに気づく能力幸せを十分に感じる能力などです。

 能力は育てることができます。特別なことをする必要はないと思います。自分の生活の中で、幸せを感じられるように心がけ、工夫と努力を続けることです。それを続ける限り、少しずつ幸せを感じる能力は向上します。