しあわせ日記
10月11日(月)考え方を変えることから
『自分を強くするヒント』のページをつくりました。
自分を変えるためには「考え方を変える」ことから(幸せになるためには「考え方を変える」ことから)だと思います。
ということで、明日から「考え方を変える」ことについて考え直してみようと思います。
10月12日(火)考え方を変えることは、できる? できない?
「考え方を変える」ことは、「できる」と思いますか? 「できない」と思いますか?
「考え方を完全に変えることはできない」でしょう。
でも、「ある程度変えることはできる」でしょう。
無意識に(ふと、つい)不幸になる考え方をしてしまうことはあるでしょう。
でも、それに気づいて、考えを(途中から)変えることはできるでしょう。
一度してしまった考えも、他の(幸せになる)考えを見つければ、自分で選択することは可能です。
「(否定的な/不幸になる)考え方は性格だから変えられない」でしょうか。
性格と思われるうちの大半は「考え方のクセ」だと思います。
悪いクセは出た時に、早めに気づいて、ストップすればいいのです。それができるようになると、だんだんクセが出るのが減っていくでしょう。
幸せになる考え方の習慣(いいクセ)をつくることもできるでしょう。
「考え方を変えることは、(できる人もいるだろうけど)私にはできない」と考えてしまう人もいるでしょう。
「考え方を変えることは、今は(すぐには)できない」かもしれません。
でも、「努力を続ければ、少しずつできるようになる」と思います。
「できない」と思って、努力をしない(やめてしまう)人は、考え方を変えることはできないでしょう。
「できる」と思って、努力を続ければ、少しずつできるようになれるでしょう。(そのために、このHPが少しでもお役に立てればと思っています)
考え方を変えれば、「自分を変えられる」「(それなりに)幸せになれる」と思います。
まずは、それが「できない」と考えるか、「できる」と考えるか、自分で選択することからではないでしょうか。
10月13日(水)成り行き任せでない考え方
人はいつも何かしら考えているのだと思います。
何かに夢中になっている時、集中している時などには、ほとんど考えていない場合もあるでしょう。
「何も考えない」ほうが難しいのではないでしょうか。「無念無想」は達人の境地だと思います。
ふつうは無意識に考えているのでしょう。
その際の考え方はその人の習慣やクセに従っているのだと思います。
悪い言い方をすれば、「成り行き任せの考え方」をしている。そして、不幸になりやすい人は、「成り行き任せの考え方」に振り回されているのではないでしょうか。
考えている内容によって、その時の感情や気分は大きく影響されますから。
「幸せになる考え方を心がけよう」と思って(実際に心の中でそう言ってから)考えれば、考え方は変わるでしょう。(すでに、「幸せになる考え方を心がけよう」という考えが入っているわけですし)
その時々にいろんな幸せになる考え方ができると思います。(その時のその人の能力によってですが)
成り行き任せでない、幸せになる考え方を心がけることができるようになれたら、思います。
そのためには、まず、「幸せになる考え方を心がけよう」と心の中で言えるようになることからだと思います。
「夢や目標に関する幸せになる考え方」に、「いい努力を続けるために」のページを追加しました。
10月15日(金)不幸になる考え方を真に受けない
誰でも不幸になる考え方をしてしまうことはあります。
不幸になる考えは、一時的な考えであり、それがすべてではありません。他の考え方もあるはずです。
ですから、自分の不幸になる考え方を真に受けないほうがいいのです。
不幸になる考え方はイヤな感情を生みます。
不安や怒りや嫉妬や疑惑などの感情に驚いて過剰に反応しないことが大事です。
そういう感情は、不幸になる考え方をしたから生まれたので、考え方を変えれば鎮まっていくはずです。
「こんなふうに考えて、こんな気もちになることもある」と、自分の心(感情と考え)を受け入れることができれば、過剰反応しなくてすむのではないでしょうか。
不幸になる考え方をそのまま信じないほうがいいでしょう。
たとえば、「人から悪く思われているに違いない」「悪い成り行きになるに違いない」「自分はダメ(に違いない)」などと、ふと考えて、不安になったり気もちが暗くなってしまった時には、「本当? 絶対?」と自問してみて、「絶対に本当」と言い切れないのだったら、信じないほうがいいのです。
自分の間違った考え(推測)を真に受けてイヤな気もちにならないほうがいいでしょう。
また、不幸になる考え方による悪い考えには従わないことが大事です。
不安や怒りや嫉妬や疑惑などの強い感情に駆られて、ふと人や自分に対して悪いことをしようと考えてしまっても、それに従わなければいいのです。
一時の感情に流された不幸になる考え方に従って、後悔するようなことをしないように気をつけたほうがいいでしょう。
とにかく、自分の不幸になる考え方に気づいたら、それを真に受けないように気をつけることができるようになれたら、と思います。
10月16日(土)不幸になる考え方を責めない
不幸になる考え方をしてしまうことは誰にでもあります。
自分の不幸になる考え方に気づいた時に、自分を責めるのは(さらに)不幸になる考え方です。
「またやってしまった」と罪悪感を感じてしまったり、「自分はダメだ」などと卑下して落ち込んでしまったり、「私にはできない」と幸せになる考え方を心がけることをやめてしまうのは、自分のためによくないのではないでしょうか。
つらい時に、自分を責めるのは、自分をいじめているようなものです。
不幸になる考え方をしてしまってもいい(しかたがない)のです。
それに気づけたことはいいことです。
不幸になる考え方をストップできればいいのです。
考えを幸せ向きに変えられれば、なおいいでしょう。
ふと不幸になる考え方をしてしまっても、「こういう時もある」と受け入れ、自分を責めたりせずに、これからどうしたら自分のためにいいのかを考えられるようになれたら、と思います。
10月17日(日)少しでも心を落ちつける
自分の不幸になる考え方に気づけても、その場ではなかなか幸せになる考え方ができないことも多いでしょう。
それは「感情の問題」が大きいのだと思います。怒りや悲しみなどの感情が強いうちは、なかなか冷静には考えられません。
まずは、少しでも心を落ちつけることが大事です。
そのために役立つのが、「現実は現実」と受け入れる考え方です。
たとえば、イヤなことがあった時に、「なんでことがあるんだ」「信じられない」のような思いが心の中にあると、それだけ悲しみや怒りなどの悪感情が湧きやすいのです。
イヤなことがあった時に、「こういうこともある」と考える(心の中で言う)ことができれば、少しは心が落ちつきます。
たとえば、人が自分の望むようにしてくれない時や、自分が望まないようなことをした時に、「なんでこんなことができないんだ」「なんでこんなふうにするんだ」「許せない」のような思いがあると、それだけ相手に対するイライラが強くなってしまいます。
そういう時に、「こんな人もいる」と考えることができれば、イライラを軽くすることができます。
たとえば、不幸なことがあったり悪い状況になったりして、「悲しい」「つらい」などと思った時に、「こんなことではいけない」のような思いがあると、ついそのことをあれこれと考えてくよくよしやすいでしょう。
悲しい時やつらい時などに、「こういう時もある」や「今、悲しい(つらい)のはしかたがない」のように考えることができると、悲しみやつらさに耐えやすいでしょう。
たとえば、自分の思い通りにいかなくて、ふと「自分は弱い」「もうダメだ」などと思ってしまった時に、その考えをそのまま信じてしまうと落ち込んでしまうでしょう。
そんな時に、「こんなふうに思ってしまうのも(今は)無理もない」のように考えることができれば、それほど落ち込まなくてすむでしょう。
「こういうこともある」「こんな人もいる」「こんな気もちになることもある」「こんなふうに思ってしまうこともある」のような考え方は、「現実は現実」と物事を受け入れる考え方です。
現実に起こった事、現実に存在するもの、現実に感じたこと、現実に思ったことを、「いけない」「信じられない」「許せない」などと(無意識にでも)思っていると感情はおさまらないでしょう。
悪いことがあった時には、まず「現実は現実」と受け入れる(「こういうこともある」のように心の中で言う)ことで、心を少し落ちつけてから、その先を考えられるようになれば、それだけ幸せになる考え方もできるようになれるでしょう。
10月18日(月)不幸になる考え方をストップする
自分の不幸になる考え方に気づいた時には、まず「不幸になる考え方はやめよう」と心がけることが第一歩です。
それだけで不幸になる考え方をストップできればいいのですが、できないこともあるでしょう。
そんな時には、不幸になる考え方をストップするための幸せになる考え方をができればいいでしょう。
たとえば、イライラした時などに「1年たったら忘れてしまうこと?」と考えてみることで、「小さいこと(問題)」と気づけることが多いでしょう。
「小さいこと」なら、「こんなことで“くよくよ(イライラ)”するのは(時間が/パワーが)もったいない」と考える。
反対に、「重大な問題」と自覚できるかもしれません。
「重大な問題」の場合には、「落ちついてじっくり考えよう」「堂々巡りはやめよう」「あとで考えよう」などと考える。
たとえば、人の思惑が気になったり先のことが心配になった時には、「本当? 絶対?」と考えてみることで、「わからない」「不確かなこと」と気づけるかもしれません。
「こんな不確かなことで不安になるのはおかしいのではないか」と考える。
また、相手が誤解したり悪くとったりするのは「相手の問題」と考えられるかもしれません。
「相手の問題」なら、「こんな人のために“イライラ”(イヤな思いを)するのは損だ」と考える。
たとえば、(過去の)イヤな事を思い出した時などに、「なんになる?」と考えてみることで、「なんにもならない」「どうしようもない問題」と考えられるかもしれません。
「(今の自分には)どうしようもない問題」だとしたら、「考えてもしかたがないことを考えるのはやめよう」と考える。
イヤな人のことを思い出してイヤな気もちになってしまった時には、「いっしょにいない時には、イヤな人のことを考えるのはやめよう」と考える。
「どうして、こんなふうに考えてしまうのだろう?」と考えて見れば、「気分の問題」「感情の問題」と考えられることもあるでしょう。
「感情や気分の問題」なら、「悪い感情・気分に流されるのはやめよう」「気分転換をしよう」と考える。
「(自分の考え方の)クセの問題」だと気づいた時には、「悪いクセは気づいた時にストップすればいい」と考える。
このような考え方を心がけることで、不幸になる考え方をストップできるようになれれば、と思います。
不幸になる考え方をストップすれば、イヤな感情も自然に鎮まってくるでしょう。心が落ちつけば、幸せになる考え方もしやすくなるでしょう。
10月19日(火)何かいいことを始める
自分の不幸になる考え方(それに伴うイヤな気もちや悪い気分)に気づき、そのことは「もう考えるのはやめよう」と考えられたら、次は「いいことを始めよう」と考えるといいでしょう。
「自分のイヤな気もちに気づいたら、いいことを始めよう」
「自分の悪い気分に気づいたら、いいことを始めよう」
「自分の悪いクセに気づいたら、いいことを始めよう」
「自分の不幸になる考え方に気づいたら、いいことを始めよう」
「考えないようにしよう」と思っても、つい考えてしまうものです。
何かを始める(または、他のことを考える)ことで、イヤなことを忘れられればいいのです。
「いいこと」は、自分が愉しめたり、夢中になれたり、いい気分になれるようなことならなんでもかまいません。
好きなもの(事/物/人)のことを考えてもいいし、やりたいことをやってもいいし、先の愉しみについて考えてもいいのです。
今やるべきことがある人は、それに集中すればいいでしょう。
夢や目標がある人は、実現に向けて考えたり行動したりすれば、少しはゴールに近づけます。
好きな人がいる人は、その人のことを想ったり、その人を喜ばせることを考えたりすれば、少しは幸せな気分になれるでしょう。
「こんなことを考えるより、他に考えたほうがいいこと(したほうがいいこと)があるのではないか?」と考えてみれば、何か思いつくはずです。
自分にとって大切なことや自分の愉しみを知り、不幸になる考え方をしてイヤな気もちになった時にできる「いいこと」のレパートリーを増やしていけばいいでしょう。
自分の不幸になる考え方に気づけたことが、「いい(ことを始める)きっかけ」にもなるということです。
また、いいことを始めることでいい気分や夢中になれることが、イヤな気分を改善し、イヤなことを早く忘れるためにも役に立つのです。
10月20日(水)幸せになる方法を実践するために
「幸せになる考え方」と言いつつ、書いてあることは、不幸になる考え方に対する「不幸にならない考え方」ばかり・・・と思う人も多いのではないでしょうか。
「不幸になる考え方をして、イヤな気もちで過ごす時間を少しでも減らし、その分の時間を自分が幸せになれることに使えれば、それだけ幸せになれる」
というのが「幸せになる考え方」の基本的な考えの一つです。
幸せになる方法はたくさんあります。
たとえば、「幸せを感じられること」「夢(幸せの目標)をもって生きること」「人を愛する(人を幸せにする)こと」。
また、「やりたいことをやる」というのも、有力な幸せになる方法の一つだと思います。
「自分の幸せになる方法をたくさんもてば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。
自分の幸せになる方法を実践する時間を増やすためにも、不幸になる時間を減らすことが大事だと思います。
人生には限りがあります。一日も限られた時間しかありません。
悩みや問題の解決に時間を費やすよりも、自分が幸せになれることに時間をたくさん使ったほうがいいのではないでしょうか。
「夢や目標に関する幸せになる考え方」に、「自分の夢が見つからない/やりたいことがない」のページを追加しました。
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