第8講 幸せになる考え方ができるようになるために
1 幸せになるためには「考え方を変える」ことから

 イヤな事があって、ある程度イヤな気もちになるのはしかたがありません。
 でも、自分がさらにイヤな気もちになってしまったり、悪い気分を続けてしまったりするのは、自分が「不幸になる考え方」をしているからです。
 自分の「不幸になる考え方」に気づいてストップし、「幸せになる考え方」ができれば、イヤな気もちを少しでも軽く済ませ、悪い気分を続けなくて済むでしょう。

 自分の否定的な(不幸になる)考え方や、それによる悪感情が強くなってしまう(たとえば、“くよくよ”“イライラ”してしまう)のは「性格だから」、「性格は変えられない」と考えているような人もたくさんいます。
 不幸になる考え方は性格というよりも、考え方のクセや習慣の部分が大きいと思います。クセや習慣は努力すれば変えていくことができるのです。

 まずは、「イヤな気もち(不幸)になってしまうのは、不幸になる考え方のクセがあるから」。
 そして、「幸せになる考え方ができるようになれば、今よりも幸せに暮らせるようになれる」。
 このように考え、「幸せになる考え方を心がけよう」と決意することが必要だと思います。

 考え方が変われば、そこから様々なことが変わってきます。
 考え方が幸せなものに変われば、自分の心の中も現実も、幸せなものに変わっていくのだと思います。


   

幸せになる考え方の身につけ方

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