しあわせ日記
遺伝の幸せ
自分が存在するのは両親が存在したからです(生きている幸せ)。
両親が存在するのは、先祖のすべての人が存在したからです(先祖がいた幸せ)。
自分と遺伝でつながる子供が生まれることは大きな幸せです(子供がいる幸せ)。
自分は死んでも、子孫(DNA)がこの世に残っていると思い、救われる人もいるでしょう。
また、子孫を残すことに、自分の存在価値や存在意義を見いだすことも可能でしょう。
遺伝のプロセスには、たくさんの幸せがあります。
恋愛中には、いろんな幸せを感じられることがあるでしょう。
結婚前後は、人生の中で最も幸せを実感しやすい時期かもしれません(結婚の幸せ)。
自分の子供が生まれ、育てていく中でも様々な幸せを感じられるでしょう。
ただし、「遺伝の幸せ」は幸せの一種であり、他にも幸せはたくさんあります。
「遺伝の幸せ」(恋愛、結婚、出産、子育ての幸せ)がなければ幸せにはなれない、ということはありません。
この幸せがないと「いけない(幸せになれない)」「ダメだ(不幸だ)」のように、一つの幸せにとらわれてしまうと不幸になってしまうのです。
人それぞれにいろんな人生があっていいのだと思います。
ふつうに生きていけば無意識に「遺伝の幸せ」を求める本能が働くのでしょう。ただ、出会いや様々な事情で「遺伝の幸せ」を選択しない人もいます。
いずれにしても、自分が選んだ人生の中で、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きるように努力することが大事なのではないでしょうか。