しあわせ日記

知らない幸せ・見ない幸せ

 『知らぬが仏』
 「知れば腹が立ったり悩んだりするようなことも、知らないままでいれば心の平静を保っていられる」

 『見ぬこと清し』
 「実際に見なければ、きたない物も気にならないの意。知れば気になる事でも、知らなければ平気でいられること」

 知らなければ(見えなければ/気づかなければ)気にせずに過ごせるのに、知って(見て/気づいて)しまうと平気でいられなくなってしまうことがあるでしょう。
 たとえば、人の欠点や悪事を知り、相手に悪感情をもったり、見過ごせずに相手を非難したり、逆に相手を避けたりしてしまう。
 平穏に過ごしたければ、人のあら探しをしない、気づいても見て見ぬふりをする大目に見るのようなことができるといいのではないでしょうか。

 もちろん、問題に気づいてそれを改善することができれば、それがいいのでしょうが、それが困難な場合も多いでしょう。知っても自分にはどうしようもないこともあるでしょう。
 “知らないほうが幸せなこと”がけっこうあるような気がします。



   

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