日常の小さな問題に過剰反応しないよう、訓練することは可能だ。見て見ぬふりをするのは、気になることを否定するのとはちがう。同じ事実の見方を変えること。つまり、「こんなことで悩んだり過剰反応したりしないぞ」と自分に言いきかせるのだ。「小さいことにくよくよしない」というのは、幸せになるためには必要不可欠です。
最初はわざとらしく感じるかもしれない――そんなことを自分に言いきかせても、風邪ぎみなのに元気なふりをするのと同じじゃないか!と。しかし、やってみれば絶大な効果があるとわかるはず。じっくりためしてみよう。
「こういうこともある」「まぁいいか」「こんな××のためにイヤな気分になるのは損だ」「(こんなことを考えるより)いいことを始めよう」などと考えられるようになれば、それだけ小さいことで“くよくよ”“イライラ”する時間が減り、気分よく過ごせるようになれるでしょう。
このような幸せになる考え方を心がける努力をするかしないかでは大きな違いだと思います。生活感がけっこう違ってくると思います。
「ラクになれた」「けっこう気分よく過ごせるようになれた」「少しは幸せに暮らせるようになれた」などと思えるようになれるでしょう。
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『小さいことにくよくよするな!2』
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