しあわせ日記
不公平だと感じたとき
「「なんであいつは…」「どうして自分だけ…」。不公平だと感じたときに、よくよく自分に言い聞かせたいこと」(ダイヤモンド社)より、
会社や学校で、あるいは家族の中でさえ、およそ人間関係のあるところには、同じような立場にある者と比較して、自分だけが不当に疎とまれているのではないか、嫌われているのではないか、差別されているのではないか、といった被害者意識が生まれるものである。
「他人と同じことをしないでいながら
同じものを要求することはできない」 エピクテトス
自分では自分と同じような相手だと思えても、人はそれぞれに違うのです。
まったく同じではないのですから、違う扱いをされることはあるでしょう。
見る人によって人の見え方も違うのではないでしょうか。
また、中には、好き嫌いが露骨な人や依怙贔屓をする人もいます。
いずれにして、人がどう思い、どうするかは「相手の問題」です。
自分の問題は、自分がどう考えるかです。
被害者意識が生まれるような「比較は不幸になる考え方」と考え、「こんなふうに考えるのはやめよう」と、ストップできるようになるといいでしょう。
「公平」は理想ですが、すべてを公平にすることは不可能だと思います。
「不公平はあるもの」と受け入れたほうがいいのかもしれません。
「不公平だ」などと思うのは、自分さえ考えなければ問題ないことが多いのではないでしょうか。