読書日記

  不公平を受けいれる

 『自分のうけいれ方』(加藤諦三)より、
 人の不幸にとって、問題は「不公平」だという。しかし、人生は不公平なのである。
 それを本当に受けいれられたときに、あなたは幸せになれる。そして、自分の人生に誇りを持ち、謙虚になれる。
 逆に人生の不公平を嘆いているうちは、どうしても幸せにはなれない。
 「人生は不公平だ」と嘆くと、つらい気もちになる。
 「人生は不公平だ」と嘆くのは、神や運のせいにして、この人生(の不幸)は自分ではどうしようもないと思い、何もできない。
 その結果して、幸せになれにない。

 「人生は不公平だ」と受けいれれば、落ちついた気もちでいられる。
 「人生は不公平だ」と受けいれれば、人とは違う自分の人生を大切に思い、人生をよりよく(幸せ)にするために努力できる。
 その結果として、少しずつ幸せになっていける。

 「不公平」と考えるのは、人と自分を比べるからでしょう。
 「比較は不幸になる考え方」です。
 不幸になる考え方は、早めに気づいてストップできればいいのです。

 不公平な人生を「公平にしろ」と考えるのは不可能なことであり、傲慢なことなのでしょう。
 もっと謙虚な心をもって、不公平なことも受けいれられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

自分のうけいれ方』加藤諦三

ホームページ