しあわせ日記

  何かを遺す

 「この世に何かを遺したい」「生きた証を遺したい」などと思って、努力するのはいいことだと思います。
 その結果として、自分の幸せにつながることも多いでしょう。

 自分がつくったもの(仕事/作品)がこの世に残ることはうれしいことでしょう。それが少しでも世のため人のためになるものなら、なおさら幸せでしょう。
 自分が何かを成し遂げた業績が残るのもうれしいことです。それが記録として残るとしたら、なおさらです。
 何か(いいこと)によって歴史に自分の名を残すことができた人は、とても幸せでしょう。
 このようなことを夢や目標にできるのは、幸せな生き方だと思います。

 そんなに大きなことでなくても、多くの人が知らなくても、自分は人生の中で「○○をやった」と誇れるものがあるのなら、それで十分ではないかとも思います。
 誰かの記憶に残るのなら、それでもいいのではないでしょうか。
 誰も知らなくても、自分の心の中に幸せの記憶が残っているのなら、それだけでもいいでしょう。「自分の人生は幸せだった」と思えるのなら、それでいいのです。

 「何か(生きた証)を遺す」ことを目標に努力するのは、一つの幸せになる方法だと思います。
 でも、他にも幸せになる方法はたくさんあるのです。そのことにあまりこだわらないほうがいいような気がします。



   

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