しあわせ日記
注意バイアス
“注意バイアス”は、周囲の情報の中から不安や脅威となる要素に注意を向けやすい“認知バイアス”です。
脅威となる要素に注意が向き、そのことを考えると、不安な気もちになります。不安な気もちは不安な気分として残ります。
不安な気分の時には、注意バイアスが強化され、悪循環になりがちです。
不安は本来、危機を回避するために役立ちます。「不安は注意信号」と考え、不安の対象への対策ができるといいのです。
不安の対象に関して、今は何もできない場合もあります。そんな時には、「その時はその時」と悪い状況を覚悟すれば、必要以上に悪い状況を恐れなくてすみます。
いずれにしても、「心に不安を生み出しているのは自分の考え」と考え、今考えていることを変える努力ができるようになるといいでしょう。
不安な気分になった時には、なんとか気分転換できるといいでしょう。それが注意バイアスによる不安の悪循環防止にもつながるのだと思います。
心が沈んだ時には、歩くをおすすめします。ハッピー・ウォーキングを心がけられると、なおいいでしょう。
人は無意識だと習慣(この場合、注意バイアスや不安になる考え方のクセ)に従って、物事を見・考えます。
でも、意識して何かを(たとえば、幸せなもの)を探せば、それが見つかるのです。
不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう
このような心がけを続けることで、不幸バイアスを幸せバイアスに変えられるといいのではないでしょうか。