しあわせ日記
自分に完璧を求めすぎない
「完璧主義は不幸の元」です。
中でも、自分に完璧を求めると、不幸になりがちです。
誰にでも欠点はあるし、誰でもミスをすることはあるし、誰でも得意でない分野があるはずです。
そういうことで、自分を責めたりバカにしたり、落ち込んだりしても、つらい時間が長くなるだけです。
完璧を目指して努力するのはいいことです。そのためにベストを尽くせるといいでしょう。
でも結果として、完璧でなくてもしかたがないのです。そのことであまり不幸な気もちにならないほうがいいでしょう。
そのためには、まず、その結果を現実として受け入れることです。「こういうこともある」「(今の)自分にはこういう所もある」「(この)現実は現実」などと考えられれば、少しは心が落ちつくでしょう。
その上で、これからどうしたいかを考え、そのための努力を始められるといいのです。
たとえば、「ミスを減らそう」「欠点を克服しよう」のように前向きに考える。
「現実は現実。でももう少し○○たらいいな。ではどうしたら?」という心の姿勢で、少しずつ目指すところに近づいていけるといいでしょう。
その一方、「(ここは)しかたがない」「まぁいいか」などと受け流すことがあってもいいのです。
このような“いいかげん”な考え方は良くないと思うのは完璧主義者です。このような“いい加減”の考え方も時には良いと思えるようになるといいのではないでしょうか。