しあわせ日記
柳の枝に雪折れなし
「柔軟なものは、強堅なものよりかえって物事によく耐え忍ぶものである」
人生の窮地にあっても「折れない」「倒れない」心身の強さがあるといいのでしょう。
『柳のように曲がれ、樫のように抵抗するな』 柔道の教え
樫の木のように太く・固くなくてもいいのです。柳のように細くても柔軟なほうがいいのです(「イソップ童話」にも同様の「葦とオリーブ」の話があります)。
とても大きい力に抵抗すると、どこかで折れてしまうでしょう。
柔軟に曲がることで、力を受け流すことができるといいのでしょう。
人生にはいろんなことがあります。避けようのない苦難も幾度かあるでしょう。
苦難に立ち向かい、頑張るのはいいことです。でも、無理をして倒れてしまうのは、なんとか避けたいところです。
そのためには、ある程度は我慢したうえで、ちょっと力を抜いて(頭を低くして)やり過ごすことができればいいのではないでしょうか。
大事なのは苦難が去ったら、すばやく立ち直ることだと思います。
本当に強い人とは、“心が折れない人”という気がします。不幸な事があっても、心が折れなければ必ず立ち直れると思います。
そのためには、“柳に風”流のしなやかな強さを身につけることができるといいのでしょう。
心を強くするためには、まず、自分の心を支えられるようになれるといいでしょう。
また、経験を通して自分の役に立つ幸せになる考え方を一つ一つ身につけていけるといいのではないでしょうか。