しあわせ日記
防災の日
9月1日は「防災の日」。
1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、関東大震災が発生。
関東大震災の惨事を教訓として、防災意識を高める日。毎年、各地で防災訓練が行われる(防災情報のページ)。
「防災」の一つは、被災しないための対策です。予想される災害を未然に防ぐ、もしくは、被害を小さくするために何らかの手を打つことです。
一つの方策は、災害が発生しそうな場所や状況を回避することです。たとえば、危険な場所に近づかない、危険な状況から避難するなど。
もう一つの方策は、防御をすることです。たとえば、防御のための壁や柵や堤などを造る、弱い部分を補強するなど。
「防災」のもう一つは、被災した場合の対策・備えです。
一つの方策は、万が一の場合の行動を決めておくことです。たとえば、被災したその場ですべきことを決めておく、避難経路と避難場所を決めておく、家族との連絡方法を決めておくなど。避難訓練のような予行ができると、なおいいのでしょう。
もう一つの方策は、被災後に役立つものを用意しておくこと。たとえば、避難時の持ち出し品をまとめておく、食料・水・必需品等の備蓄など。
人生には災害以外の災難(不幸)もあります。たとえば、事故、病気・ケガ、倒産・リストラ、人間関係のトラブルなど。
これらの災難の中には、防ぎようのないものもありますが、対策(防災?)することで減らせることも多いと思います。
注意しておけば回避できることもあるでしょう。自分の努力しだいで減らせることも多いのではないでしょうか。
「防災」の難しいところは「どこまで備えるか」かもしれません。
災害・災難はいつ起こるかわかりません。起こらずに防災が無駄になるかもしれないのです。
また、どの程度の災害が起こるかもわかりません。想定外のことも起こりうるのです。
防災にはコスト(費用/手間/時間)がかかります。やろうと思えばキリがないでしょう。
幸せになるためには、今が大切にすることが大事です。
「自分はどの程度まで防災しよう。それ以上・それ以外はしかたがない。(その時はその時)」と覚悟したほうがいいのではないでしょうか。
でないと、あるかないかわからない将来の不幸のために、今を幸せに暮らすことに支障をきたすことになってしまいます。
その分の時間とエネルギーとお金を自分が幸せになることに使えるといいでしょう。