しあわせ日記
パレートの法則
7月15日が誕生日のヴィルフレド・パレート(イタリアの経済学者・社会学者/1848年生まれ)の言葉。
『全体の8割の数値は、2割の要素が生み出している』 パレート
パレートの法則(80:20の法則)と言われるものです。
たとえば、ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
他にも様々な分野で、いろんな意味でこの法則が使われています。
「幸せ」に関するパレートの法則を考えてみました。
「人生の幸せ(幸福感)のうちの8割は、2割の幸せ(の対象)で生み出している」
(「幸せの対象」と「幸福感」については、幸せって何?参照)
たくさんの幸せがあり、いろんな幸福感がありますが、幸せを感じられる回数と時間が多い幸せはそんなに多くないのではないでしょうか。
日常的な幸せと非日常的な幸せの、数は2割と8割ですが、感じられる回数と時間は8割と2割、ということです。
もちろんこれには個人差があります。日常的な幸せを感じられる人は幸せに暮らしやすく、日常的な幸せを感じられない人は幸せになりにくいでしょう。
100%幸せになるためには10割の努力が必要ですが、80%の幸せになるためには2割の努力ですむのです。
日常的な幸せを感じられるようになる努力をすることで、「今は(それなりに)幸せ」と思えるようになるといいのではないでしょうか。