しあわせ日記

  自分の弱さを認める

 『心を整える。』(長谷部誠)より、
 本の題名にもあるように、僕がなぜこのように「心を整える」ことを重視しているのかというと、僕自身、自分が未熟で弱い人間だと認識しているからです。
 時折、もっと豪放に生きてみたいと憧れることもありますが、自分自身の内なる弱さを認め、それと向き合って生きていくというのが自分に向いていると考えています。
 世の中にはいろんな人がいます。すごい人もいれば、強い人もいます。
 でも、多くの人は未熟で弱いのではないでしょうか。
 だからと言って、卑屈になったりあきらめたりするのは、自分のためによくありません(自分は××だと決めつけない)。

 「自分は未熟」というのは、事実を認めているだけです。しかたがないのです、実際に未熟なのですから。
 「未熟だ」という自覚があるから、自分を育てようと心がけるのです。未熟だから成長する余地もあるのです。
 そして、今はその途中なのだから「まだしょうがない」と思うことができます。
 でも、いつかはあまり“くよくよ”“イライラ”しない自分になれるはずだ、という希望もあるわけです。

 現在の自分の弱さを認めた上で(自分の弱さを受け入れる強さ)、自分を強くする努力をしていけば、少しずつ強くなっていけるでしょう。
 努力の過程でうまくいかないときには、「まだまだ未熟だなぁ」と頭をかいて笑ってしまえばいいのです。

 心を整えるためには、幸せになる考え方を身につけ自分を育てる努力ができるといいでしょう。
 心を整えることが、自分を強くし、成長させることにつながり、それが幸せに暮らすためにも役立つのだと思います。



   

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