しあわせ日記

  パンの日

 4月12日は「パンの日」。
 1842年(天保13年)4月12日に、伊豆韮山代官の江川太郎左衛門が軍用携帯食糧として乾パンを作った。これが日本で初めて焼かれたパンと言われている(パンの歴史)。

 パンは西洋の主食です(日本でも増えている?)。
 パンとは、食べることであり、生きることを意味します。

 『人はパンのみにて生きるにあらず』 新約聖書

 人間は、ただ食べて、ただ生きればいいというものではないでしょう。
 どう生きるかが大事であり、そのためには自分はなんのために生きるのかがわかっているといいでしょう。
 それによって、幸せに生きられるようになるといいのではないでしょうか。

 『食べるために生きるな。
  生きるために食べよ』 イギリスのことわざ

 「食べる」のは「生きる」ための手段です。
 「食べる」ために「生きる」ようになってはよくないのでしょう(手段と目的)。
 他にも(幸せに)生きるための手段はいろいろあるでしょう。たとえば、仕事、お金、勉強、人づきあい、夢や目標、愛する、遊ぶ、悩む、・・・。
 手段のために「幸せに生きる」ことができなくなってしまうのは、自分のためによくないのではないでしょうか。

 『幸福だけの幸福はパンばかりのようなものだ。
  食えはするがごちそうにはならない』 ユーゴー

 誰の人生にも、幸せもあれば、不幸もあります。
 不幸も含めて、いろいろあるから人生はおもしろいのかもしれません。
 幸せばかりでは飽きてしまうのではないでしょうか。

 『この世にはパンに飢えている人よりも、
  愛と理解に飢えている人のほうが多い』 マザー・テレサ

 現在の日本では食べ物に飢えている人は少ないでしょう(ダイエットは別)。
 愛に飢えている人、人からの理解や評価や好感に飢えている人は多いのでしょう。

 『うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる』 相田みつを

 食べ物も、愛も、幸せも、わけ合えるようになるといいのでしょう。
 そのためには、「まず自分から」でしょうか。



   

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