しあわせ日記
嫌いな人
ある人のことを「嫌い」と思うかどうかはその人しだいです。どんなにイヤなヤツでも、その人を「嫌い」と思わない人はいるのです。
人のことを「嫌い」と思わないほうがいいでしょう。自分のためにも、相手のためにも、二人の関係のためにも。
「嫌い」と思えば、相手に会うたびに自分がイヤな気もちなるのです。相手のことを思うだけでもイヤな気分になるでしょう。
自分が嫌えば、何かしら態度に表われ、相手にも伝わるのではないでしょうか。嫌われていると感じれば、誰でもいい気もちはしないでしょう。
自分が相手を嫌ったために、関係が悪化すれば、自分がさらにイヤな思いをすることになるのです。
とはいえ、人の好き嫌いは誰にでも多かれ少なかれあるのだと思います。
自分(の幸せ)のために、人を嫌わないようにしたほうがいいでしょう。
そのためには、まず人を受け入れる考え方ができるようになるといいでしょう。
人を尊重できるようになると、なおいいでしょう。
さらに、相手との関係を良くしたいと思うのなら、相手を良く考えるように心がけられるといいでしょう。
それでも、嫌いな人がいる場合には、幸せになる考え方を心がけることで、できるだけイヤな思いをしないようにできるといいでしょう。
嫌な人に煩わされないためには、「こんな人もいる」と相手の存在を受け入れ、嫌な人がする嫌なことはできるたけ軽く受け流し、いっしょでない時には相手のことを考えないように心がけることです。
4月10日が誕生日の淀川長治さん(映画評論家/1909年生まれ)の言葉。
『私は未だかつて嫌いな人に会ったことがない』 淀川長治