しあわせ日記
結果がすべてではない
競争や試合をすれば、必ず負ける人もいる。
定員が決まっていて、それ以上の希望者がいれば、定員からあふれる人がでる。
1番になれるのは1人だけ。それ以外の人は1番にはなれない。
これらは当たり前のことであり、よくあることです。
勝たなければ価値がない、合格しなければもうダメだ、1番にならないとなんにもならない。こんなふうに思う人は不幸になりやすいでしょう。
それをはじめから避けるために、努力やチャレンジをしない人は、大きな幸せを得にくいでしょう。それを続けると、自分を弱くし、ますます幸せになれなくなるのではないでしょうか。
結果が良ければ幸せなことですが、結果が悪ければ不幸だと決めつけるのは間違っています。
結果の幸せだけでなく過程の幸せもあるのです。努力する過程では様々な楽しみや喜びや幸せを感じることが可能です。やること自体が好きなことや楽しめることなら、それだけでも幸せです。うまくできた時やいいことがあった時には喜びを感じられます。前進や進歩を感じられることも喜びです。日々充実感を感じて生活できるのは、とても幸せなことです。
結果重視より過程重視のほうが幸せになりやすいのではないかと思います。
経験の幸せというのもあります。
自分が本当にやりたいことや貴重な経験は、経験できるだけで幸せということもあります。
失敗や挫折の一時の不幸も、「いい経験」とし、その後の幸せに結びつけば「幸せな経験(幸せにつながる経験/幸せになるために必要だった経験)」になるのです。
一所懸命にやっていたのならつらい時期も、人生を振り返れば「幸せな時だった」と思えるようになる時がくるのではないかと思います。
一所懸命に努力するのは、それだけでも素晴らしいことだと思います。
その努力の過程をちゃんと知っている人にとっては、結果に関わらず素晴らしいのです。
そういう素晴らしい経験ができた人は、結果はどうであっても、幸せなのではないでしょうか。