もっとも高貴な人生を生きるに必要な力は魂の中にそなわっている。ただしそれはどうでもいい事柄にたいして無関心であることを条件とする。価値が高い人生を生きるためには、自分にとって大切なもののために、限りある自分の時間とエネルギーを使ったほうがいいでしょう。
これらのものはじっとしているのであって、これに関する判断を産み出し、我々の脳裡にそれを刻み込むのは我々自身なのである。しかしそれを刻み込まないことは我々の自由なのだし、また知らない間にそれが忍び込んだいた場合にはただちにこれを消し去ることも我々の自由なのである。
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