これを感じるものにたいしてなんなりと外側から起りたいことが起るがよい。これを感ずるものは、ぶつぶついいたければいうであろう。(客観的に)悪いことが起ったとしても、自分が(主観的に)悪いことと考えなければ、悪感情は発生せず、自分の心の被害はないのです。悪感情が元で生まれる被害も被らずにすむのです。
しかし私は、自分に起ったことを悪いことと考えさえはなければ、まだなんら損害を受けていないのだ。そう考えない自由は私にあるのだ。
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