私は早くに親や夫を亡くしてしますので、「死」というものが、かなり若い時から自分の中に根付いていました。死を強く意識すると、逆に「生きる」ということも強く意識します。そうすると、毎日生かされていることや、健康であることの喜びを強く感じます。誰の人生にも「死」というものが待っています。
十日後に死ぬなら、これを食べておこうとか、好きな人に好きと言っておこうとか。そういう生き方が続いているので、毎日がすごく濃いんです。
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