読書日記

  若い時はくよくよしていい

 PHP10月号の特集は『くよくよしない人・毎日を楽しめる人』。
 松田美由紀さん(女優)は、
 くよくよしないっていうのは、年齢の問題もあります。若い時にくよくよすることは、心の栄養になると思います。若いうちは、落ち込んでも、すぐ元気に戻れますし、どんどんくよくよして、悩んだほうがいい。
 「くよくよする」のは、悪いことばかりではなく、いいこともあるのでしょう。
 「くよくよする」には、長い時間考えるということが含まれています。
 現在直面している重大な問題はじっくり考えたほうがいいでしょう。
 将来のことをよく考えて、不安なことに備えたり、夢や目標をもって生きることにつながったりするのは、自分にとっていいことです。
 過去のことをよく考え直してみれば、何かしら学べることがあるのではないでしょうか。一時の失敗も、人生の中ではいい経験と考えることができるはずです。どんな不幸も時間をかければ幸せに変えることができると思います。

 物事をよく考えることで、わかることがいろいろあると思います。くよくよが心の栄養になると考えられます。
 また、一所懸命に考えることで、考える力がつくのもいいことです。くよくよは心の運動になると考えられるでしょう。

 物事をよく考えるのはいいことです。ただし、「くよくよする」には、悲しみや後悔や暗い気もちなどの不幸な感情が伴う、ということも含まれます。
 不幸な感情は心身に悪影響を及ぼします。若いうちは回復力が高いからまだいいのでしょうが、歳をとったら心身にあまりダメージを受けないように、くよくよはほどほどにしたほうがいいのでしょう。
 また、心身を回復させるためには休養が必要です。心の休養にためには、くよくよ考えない時間、やすらげる時間や心静かな時間をもてるといいでしょう。

 よく考えるべきことと、くよくよしないほうがいいことを判別して、自分にとって(また、人間として)重要なことを落ちついてよく考えられるようになるといいのではないでしょうか。



   

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