読書日記

  お詫びと感謝

 『ようこそ断捨離へ』(やましたひでこ)より、
 やはり、手放す時には、お詫びと感謝が必要ですよね。
 使い切れなかったモノには、「ごめんなさい」。
 使い切れたモノには、「有難う」。
 実際にモノを「捨」てる際には、「もったいない」「申し訳ない」のような幾分の罪悪感がある場合も多いのでしょう。
 そういう気もちを少しでも払拭するために、お詫びや感謝を言葉にするといいのでしょう。

 罪悪感があるのなら、素直に「ごめんなさい」と謝罪すれば、たいていは許されるでしょう。
 それに、1回でも自分の役に立つことがあったのなら、まったくのムダではなかったということです。

 過去にそれなりに役立ったのなら、「有難う」と言えば、相手も喜ぶでしょう。
 また、心から感謝できれば自分も幸せな気もちになれるのです。

 罪悪感があっても「捨」てるのは、捨てる得があるからです。だから、しかたがないのです。
 「ごめんなさい」「有難う」と言いながらでも、一つ一つ余分なモノを「捨」てることで余裕と自由を手に入れて、より幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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