読書日記

  一瞬一瞬を乗り切る

 PHP8月号の特集は『あきらめない人・前向きな人 大丈夫、きっとうまくいく』。
 桃井和馬さん(写真家・ドキュメンタリー作家)は、
 一瞬一瞬を乗り切る。それを積み重ねると、いつの間にか、最も苦しい時間を乗り越えることができる。
 明けない夜はありません。絶対にいつかは哀しみにも、苦しみにも終わる時が来るのです。それを信じることができたなら、終わりまでの「残りの時間」を考えるのではなく、目の前の一瞬に集中し、行動する。
 誰にでも苦しい時や哀しい時やつらい時があります。
 そんな時に「イヤだ」「つらい」などと思うと余計につらく感じられます。「まだどのくらいある」と残りの時間や作業のことを考えていると余計に長く感じられるでしょう。

 そんな時には、まず「こういう時もある」「今(苦しい/哀しい/つらいの)はしかたがない」などと現実を受け入れること。
 そして、「この苦しみ(哀しみ/つらさ)にもいつか終わりがくる」「朝の来ない夜はない」と信じることで希望をもつこと。「夜明け前が一番暗い」と考えるのもいいでしょう。

 あとは、「今やれることをやろう」「ベストを尽くそう」などと余計なことを考えずに、今やることに集中すればいいのです。本当に集中できれば、苦しさや哀しみやつらさも忘れられるのです。やっていることを少しでも楽しめると、なおいいでしょう。
 多少の我慢も必要です。「少し力を抜いてやり過ごす」ことができるといい場合もあるでしょう。

 どんな不幸な時も、時がたてば終わりがくるのです。一歩一歩前進を続ければゴールにたどりつくのです。
 自分の心を支える言葉を身につけることで一瞬一瞬を乗り切り、不幸な時間を乗り越えられるようになるといいのではないでしょうか。



   

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