読書日記

  言葉が人・人生を変える

 『魂をゆさぶる禅の名言』(高田明和)より、
 多くの言葉は私たちになんらかの影響を与えます。ある時は感情を刺激し、怒り、憎しみ、喜びなどを引き起こし、ある場合には意欲を掻き立て、希望を持たせてくれます。
 このように言葉には私たちを変える力があります。ある場合にはその変化は一時的ですが、ある場合には一生を変えてしまうこともあります。
 尊敬する人の一言がその後の人生の道を完全に変えてしまうということもあります。
 言葉は私たち人間(の考え方/望み/行動/生き方など)に大きな影響を与えています。
 発する言葉だけでなく、心の中の言葉(明確な思考)も含めれば、なおさらです(考え方が変われば)。

 考えている言葉の内容によって、感情が変わります。
 たとえば、イヤな(ことをする)人に対して、「なんだコイツは、××だ」などと考えれば、イライラや怒りの感情が湧いてきます。同じ人に対して、「こんな(ことをする)人もいる」と考えれば、そんなイライラしなくてすむはずです。
 たとえば、人が自分をほめてくれた時、素直に「うれしい」と思えば、うれしい気もちが高まります。ところが、「どうせお世辞(社交辞令)だ」と思えば、うれしさは小さくなってしまいます。

 考えている言葉によって、望み方が変わります。
 自分の望みを「○○たらいいな」と(心の中で)言えば、心の中に意欲ややる気や希望が湧いてくるはずです。
 それがその人の行動を変え、人生を変えることにもなるのです(何を希望するかで、人生が変わる)。
 自分の人生目標をもって生きれば、人生は大きく変わると思います。

 座右の銘のような一言の言葉との出合いが、その人の人生を変えることもあります(17人の座右の銘)。
 そのような言葉は、まわりの人から聞けることもあるでしょうし、尊敬する人が大切にしている言葉であることもあるでしょうし、本の中で出合う言葉であることも多いでしょう。探せば、先人の知恵はたくさんあるはずです。今の自分に合った運命の言葉と出合えるといいのではないでしょうか(名言から学ぶ幸せのヒント)。



   

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