読書日記

  「思考」を変える

 PHP6月号の特集は『プラス思考になるヒント 人生はもっと楽しくなる』。
 諸富祥彦さん(心理カウンセラー)は、
 (気持ちの切り替え方の)二番目のコツは、「思考」を変えることです。
 自分の中でつい発してしまっているネガティブな言葉を見つけて、それを無理のない範囲でポジティブな言葉に変えてみましょう。
 そして修正した言葉を毎日20回は繰り返して声に出すようにしましょう。いつの間にか、ネガティブ思考が少なくなっていくはずです。
 人間の感情は、その時の思考に大きく左右されます。何をどういうふうに考えているかによって、感じ方が変わるのです。
 嫌なもの(事・人・物)のことを考えればイヤな気持ちになりやすく、好きなもの(事・人・物)のことを幸せな気持ちになりやすいのです。
 同じもの(事・人・物)を考えるのでも、考え方によって感じ方がけっこう変わるのです。
 ですから、気持ちを切り替えるのには「思考」を変えればいい、ということです。

 イヤな気持ちになった時には、頭の中にネガティブな言葉が発せられている(不幸になる考え方をしている)のです。
 それに気づいてポジティブな言葉幸せになる考え方)に変えることができれば、感情がいい方向に変わるのです。
 はじめは難しいと思いますが、幸せになる考え方を心がけることを続ければ、少しずつできるようになるでしょう。
 自分に役立つ幸せになる考え方を一つ一つ身につけていけるといいのではないでしょうか。

 たとえば、「比較は不幸になる考え方」、小さいことは「まぁいいか」、「いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えるのはよそう」、将来のことは「なるようになる」・・・このような簡単な言葉でも、自分の口から発することができるようになれば、悪感情を小さくすることができるのです。

 強い悪感情がある程度鎮まったら、好きなもの(事・人・物)のことを考えたり、やりたいことをやったり、自分が幸せになれることをやることができれば、感情を幸せな方向に変えることができるでしょう。
 そのためには、心を切り替える考え方ができるようになるといいでしょう。



   

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