モチベーションを高めるために“エサ”を用いることは、私たちも日常生活で頻繁に行っている。「仕事が成功したら打ち上げだ」などと自分や仲間を鼓舞する人もいれば、「苦手な国語で90点以上を取ったら、ご褒美に好きな物を買ってやろう」と親に言われて気合いの入る学生もいるだろう。何か大事なことをやる際に、モチベーション(やる気)があるのとないのとでは、その努力(の質と量)も結果も大きく変わってくるでしょう。
報酬は目に見えるご褒美である必要はない。何かをやり遂げたという達成感もまた外発的動機となる。実際、目標を達成したときの“感激”は十分な報酬である。
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