しあわせ日記
生活の充実度
「国民生活に関する世論調査」(内閣府)より、
日頃の生活の中で,どの程度充実感を感じているか?
「充実感を感じている」72.3%、「充実感を感じていない」26.5%。
充実感を感じるのは、主にどのような時か?
「家族団らんの時」51.3%、「友人や知人と会合、雑談している時」44.5%、「趣味やスポーツに熱中している時」43.8%、「ゆったりと休養している時」43.8%。
“充実感”とは、「充実した感じ。内容が十分備わって豊かな感じ」。
何が充実していると充実感を感じられるかは、人それぞれの価値観(大切なもの)によって違うのでしょう。
自分が大切にしているもの(事・人・物)と関わっている時には、幸せだなぁ、楽しいな、おもしろいなのように思え、それなりの充実した感じ(広い意味での充実感)を得られるのでしょう。
もっと狭い意味での充実感は、何かをやっている最中ではなく、やったあとに「(きょうも)よくやったなぁ」などと思った際に感じられるものだと思います。
「ゆったりと休養している時」に、「よくやった」という思いがあれば、充実感を感じられるのでしょう。休養が心地好いというのは、よくやった証拠とも考えられます。
充実感は幸福感の一種で、しかも質の高いものの一つだと思います。ですから、充実感のある生き方を最高の幸せと考える人もいます(生きる充実感イコール幸福)。
『わたしは、人間のほんとうの幸せとは
「充実感のある生き方」だと思っています』 相田みつを
生活を充実させて、充実感を味わうためには、自分が大切にしているもの(事・人・物)と一所懸命に関わる時間を自分の生活の中にできるだけもつようにできるといいのではないでしょうか。