読書日記

  失敗した後どう生きるか

 PHP7月号の特集は『人生、何度でも立ち上がれる』。
 川村妙慶さん(僧侶・アナウンサー)は、
 仏さまは失敗することは問題とはしません。むしろ「失敗した後、どう生きるのか」という、いつでもやり直せるきっかけをくださるのです。
 挫折の経験をしてこそ、そこに人生の道しるべが自然といただけるのです。
 価値あるもの(何らかの幸せ)を得るためにはリスクはつきものです。
 努力しても失敗することはあります。それはしかたがありません。
 大事なのは、「失敗した後、どう生きるのか」なのでしょう。
 一つの失敗で、長い間落ち込んだり、自暴自棄になってしまったり、失敗を怖れて何もできなくなってしまったりしてしまう人もいます。不幸の悪循環に落ち込んでしまう人もいます。

 致命的な失敗はめったにありません。一つの失敗で終わりではないのです。
 必ず立ち直ることはできるし、やり直すこともできるし、幸せに暮らせる時もくるはずです。
 まずは失敗を受け入れること、そして希望をもつことが大事だと思います。
 あとは、目の前にある道を選んで、(自分の幸せへの道を)一歩一歩前へ進めばいいのです。

 挫折は、人生の中の大きな通過点であり、記憶に残るものでもあります。
 それとともに、人生のターニングポイントにもなるのだと思います。挫折を自分の生き方を変えるきっかけにもできるのです。
 人生の終わりに振り返ってみれば、あの挫折があったから今(の幸せ)があると言えることもあるのではないでしょうか。



   

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