読書日記

  他人を理解する力

 PHP4月号の特集は『気くばり上手になろう! 相手の気持ちがわかる人』。
 室井佑月さん(作家)は、
 大事なのは、努力してきたかどうかだ。
 他人を理解するためには、絶対に自分の力が必要だ。
 だって、他人の心を読むなんてことは、100%不可能な話。それは不可能だとわかった上で、自分の想像力を発揮する。考える。
 どのくらい他人を理解できるかは、やっぱり自分の力なのだ。
 他人を理解し、気くばりできるためには、それなりの能力が要るのでしょう。
 能力は使わなければ養うことはできません。
 工夫や努力をしながら使うことで向上させていくことができるのです。

 相手の気持ちが少しでもわかるように、相手の心(感情・望み・考え)を推察する。そして、相手のためを考える
 でも実際には、他人の心はわかりません。そこで想像力を発揮することになるのでしょう。
 人の心を少しでもわかろう、と思う気持ちが大事なのではないでしょうか。

 人間関係の問題では、人の気持ちを少しでも考えられるのと、ぜんぜん考えられないのとでは、大きな違いだと思います。
 と言っても、人の心は(確かには)わかりません。人の気持ちを考えすぎるのもよくありません。
 相手の気持ちをある程度思いやったのなら、それでいいのだと思います。
 そういう心がけを続けることで、少しずつ相手の気持ちを想像する力がつき、気くばりもできるようになるのではないでしょうか。



   

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